蓼科神社里宮・神代杉

蓼科神社里宮・神代杉

長野県北佐久郡立科町芦田、蓼科神社里宮の参道入口に立つ巨杉が、神代杉(じんだいすぎ)。目通り10m、樹高39mで、推定される樹齢は1500年という老木。神仏習合時代の江戸時代には、高井大明神(蓼科神社の旧称)の御神木として小諸藩から保護されてきた巨大な杉です。

推定樹齢1500年という老杉

平成元年の環境省の巨樹・巨木調査でも長野県でベストテン入りする巨木であることがわかっていますが、その由緒は定かでありません。
奈良時代、平城京と東国を結んだ官道・東山道沿いにあるので、奈良の昔に植栽された神木なのかもしれません。

かつては蓼科山山頂の奥宮からも視認できたとい伝わりますが、今はその樹勢は失われています。

蓼科神社里宮・神代杉
名称 蓼科神社里宮・神代杉/たてしなじんじゃさとみや・じんだいすぎ
所在地 長野県北佐久郡立科町芦田高井424
ドライブで 上信越自動車道佐久ICから約22km
駐車場 10台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
蓼科神社里宮

蓼科神社里宮

長野県北佐久郡立科町芦田、白樺湖・女神湖と小諸を結ぶ 長野県道40号(諏訪白樺湖小諸線)沿いにある古社が、蓼科神社里宮(たてしなじんじゃさとみや)。古代から信仰の対象だった蓼科山ですが、山頂には蓼科神社奥宮(本宮)が鎮座し、山麓の

鳴石

鳴石

長野県立科町の女神湖と小諸市街を結ぶ長野県道40号(諏訪白樺湖小諸線)沿いにある蓼科第二牧場近くにある鏡餅のように重なった2個の巨石が鳴石(鏡石とも呼ばれています)。雨境峠から鳴石へと通じる長野県道40号は、ヤマト王権と東国を結んだ古代の東

雨境峠・与惣塚

雨境峠・与惣塚

古代の東山道は、蓼科山の肩を越えていました。それが長野県立科町の雨境峠(あまざかいとうげ)。標高1580mの峠で、与惣塚(よそうづか)は、旅人が蓼科山を見上げて祈りを捧げた祭祀遺跡で、古代から近世初頭まで祈願が行なわれていた場所です。長野県

牛乳専科もうもう

牛乳専科もうもう

長野県立科町、女神湖と小諸を結ぶ長野県道40号諏訪白樺湖小諸線沿いにある蓼科第二牧場隣接の乳製品直売所が牛乳専科もうもう。ジョッキ牛乳、アイスクリーム、濃厚なソフトクリーム、手作りパンなどが販売され、牧場を眺めながら店内で味わうことも、外に

蓼科第二牧場

蓼科第二牧場

長野県立科町にある蓼科牧場は、女神湖・ゴンドラリフトシャトルビーナス周辺の蓼科第一牧場(蓼科ふれあい牧場)と、長野県道40号(諏訪白樺湖小諸線)沿いの蓼科第二牧場に分かれています。面積が広いのが蓼科第二牧場。県道沿いに「牛乳専科もうもう」も

御泉水自然園

御泉水自然園

蓼科山(たてしなやま/2530.7m)北山腹、竜ヶ峰(1855m)近くに標高1820m内外に位置する有料の自然観察園が御泉水自然園。亜高山帯のシラビソ、トウヒが茂り、高山植物も咲き誇る、自然観察には最適な場所。6月のスズラン、レンゲツツジ、

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ