長野県(伊那市)と静岡県(静岡市葵区)にまたがる南アルプス(赤石山脈)主稜線の山が塩見岳。山名の由来は諸説ありますが、鳳凰三山などと同様に山頂から駿河湾を眺望することだと推測できます。標高は3052mで、北に仙塩尾根で仙丈ヶ岳と連なっています。
南アルプス北部の山並みを一望に!
塩見岳の山頂へは、西の三伏峠(さんぷくとうげ)からのルートが最短。
長野県の大鹿村側から鳥倉林道を使えば(車は越路ゲートまで侵入可能、登山バスは林道終点・鳥倉登山口まで運行)、三伏峠小屋(個室も用意)までは徒歩2時間30分。
ハイマツの茂る尾根を塩見小屋(伊那市の第三セクター・伊那市観光の経営)までは3時間30分。
さらに山頂までは1時間10分。
塩見小屋は、標高2750mに位置し、2食付きプランの食事も人気。
塩見岳は双耳峰(そうじほう)で、西峰が3047.3mの二等三角点、東峰が3052mの標高点です。
二等三角点は明治35年に設置されたもの。
甲斐駒ヶ岳〜北沢峠〜仙丈ヶ岳〜三峰岳〜熊ノ平小屋〜塩見岳〜三伏峠〜荒川岳〜赤石岳と続くのが南アルプス主脈縦走路です。
塩見岳 | |
名称 | 塩見岳/しおみだけ |
所在地 | 長野県伊那市長谷杉島・静岡県静岡市葵区小河内 |
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