北九十九島を隔てて平戸島を望む標高323mの冷水岳(ひやみずだけ/長崎県佐世保市)山頂に位置するのが冷水岳展望台。さらに北にある長串山公園とともに九十九島八景の中では最北部を楽しむ展望スポットになっています。冷水岳の山頂へは車道が通じ、野外ステージや芝生広場、遊具広場なども整備される冷水岳公園が整備されています。
典型的なメサ地形が生み出す、多島美の絶景
芝生広場のさらに上に立派な展望台が建っています。
「冷水岳の頂に立ち 天と地との和 ここに極まるを見る ここちよし」は、平戸生まれの詩人、藤浦洸氏の詩。
冷水岳は玄武岩のテーブル状になった台地(テーブルマウンテン)で、典型的なメサ地形(mesa)。
松浦玄武岩の溶岩台地の侵食が進み、浸食から残された残丘が台地となったもの。
台地の横は崖となっているので、山頂からは眼下にパノラマが広がるのです。
つまり、冷水岳展望台は、地形的にはメサ地形+リアス式海岸=多島美の絶景展望台ということに。
5月中旬頃には、ヤマツツジが咲き、見事。
特産品を販売している「冷水岳ふるさと物産館」もあり、毎年5月上旬には、『冷水岳春祭』が開催されています。
猛禽類のハチクマを観察できるスポットになっていて、運が良ければ、頭上を旋回する姿を目にすることも。
冷水岳展望台(冷水岳公園) | |
名称 | 冷水岳展望台(冷水岳公園)/ひやみずだけてんぼうだい(ひやみずだけこうえん) Hiyamizudake Observatory(Hiyamizudake Park Observation Deck) |
所在地 | 長崎県佐世保市小佐々町矢岳冷水岳 |
関連HP | 佐世保観光コンベンション協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR佐世保駅前から西肥自動車バス楠泊方面行きで58分、楠泊下車、タクシーで10分 |
ドライブで | 西九州自動車道佐々ICから約14km |
駐車場 | 450台/無料 |
問い合わせ | 佐世保観光情報センター TEL:0956-22-6630 |
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