若松瀬戸(若松大橋)

若松瀬戸(若松大橋)

長崎県新上五島町、中通島(なかどおりじま)は五島列島で2番目に大きな島で、その南西に位置するのが若松島。この若松島と中通島を結ぶ南北15kmが、若松瀬戸。全長522mを誇る、三径間連続トラス橋の若松大橋が架かり、若松大橋の若松島側には、潮の香薫る公園が整備されています。

若松大橋の両岸に展望台が設置されている

平成16年8月1日に中通島の有川町・上五島町・新魚目町・奈良尾町と若松島の若松町が合併し誕生したのが新上五島町。
つまり、新上五島町は中通島と若松島という東西2つの島からなり、それを隔てるのが若松瀬戸です。

平成3年に完成した若松大橋(長崎県道46号若松白魚線)は、若松瀬戸をひと跨ぎにして、「離島の離島」となっていた若松島のアクセスを大幅に改善しています。
若松大橋の若松島側には、潮の香薫る公園として、風の展望台、花の展望台、岬の展望台が整備され、中通島には上中島展望所があります。

若松瀬戸一帯は西海国立公園の特別地域に指定され、たくさんの岬と入り江が複雑に入り組む典型的なリアス海岸で、多島海の眺望も見事。
若松島側では龍観山展望台、中通島では米山展望台が俯瞰的に若松瀬戸を眺望する展望地になっていますが、龍観山展望台へは道幅が狭いため注意が必要。

また、若松瀬戸の片潮瀬戸、コデ島(宿ノ浦)、ハリノメンドの3つの海域は、西海国立公園・若松海域公園に指定されています。

若松瀬戸(若松大橋)
名称 若松瀬戸(若松大橋)/わかまつせと(わかまつおおはし)
所在地 長崎県南松浦郡新上五島町若松郷
関連HP 新上五島町観光物産協会公式ホームページ
電車・バスで 奈良尾港からタクシーで6分
ドライブで 奈良尾港から約9km
駐車場 15台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
米山展望台

米山展望台

長崎県南松浦郡新上五島町、五島列島・中通島、長崎港へのフェリー、ジェットフォイルが発着する奈良尾港の背後にそびえる標高234.2mの米山山頂にある絶景スポットが米山展望台。東側は眼下に奈良尾港を眺望、西側には若松瀬戸入口の島々を俯瞰できます

龍観山展望台

龍観山展望台

長崎県南松浦郡新上五島町、五島列島・若松島の東部にある西海国立公園・若松瀬戸を一望にするビュースポットが龍観山展望台。若松港の北に聳える龍観山(138m)の山頂直下までは車道も通じており(展望台へは徒歩5分)、南側に若松瀬戸とそこに架かる白

ハリノメンド

ハリノメンド

長崎県新五島町、若松島の南端にある海蝕洞がハリノメンド。五島灘の荒波の浸食で空いた海蝕洞で、五島弁で穴のことを「メンド」、「メンズ」よ呼び、ハリノメンドは、針のメンドで、針の穴の意。聖母マリアが幼児イエス・キリストを抱いている聖母子像のシル

 

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