水月ホテル鷗外荘で「黄綬褒章受章 感謝懐石」

水月ホテル鷗外荘で「黄綬褒章受章 感謝懐石」

東京・上野、文豪・森鴎外ゆかりの宿「水月ホテル鷗外荘」で、 「黄綬褒章受章 感謝懐石」が3月1日〜5月31日の期間限定メニューとして味わうことができます。大河原実総料理長が「平成30年秋の黄綬褒章(おうじゅほうしょう)」を受賞したことを記念して提供される懐石料理で、希少な江戸東京野菜を取り入れたもの。

大河原実総料理長の受賞歴にまずは注目!

大河原実総料理長
大河原実総料理長

大河原実総料理長は、「伝承料理としての日本料理を『陰陽五行説と五味五色五法』に則ったものとしてその真髄を理解し、現代にマッチした新メニューの開発に努めている」ことから平成26年度の「東京都優秀技能者」(東京マイスター)に認定(つまりは都知事が選定する日本料理の料理人の模範)。

さらに、厚生労働大臣が卓越した技能者に与える称号「現代の名工」(平成28年度)に日本料理調理人として表彰されています。

そして「平成30年秋の黄綬褒章」受賞。
黄綬褒章は、内閣府によれば、「農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する方」に与えられる褒章。
まさに日本料理のプロ中のプロ、「その道一筋に業務に精励し衆民の模範となる人」(厚生労働省)というわけなのです。

技とセンスが光る「黄綬褒章受章 感謝懐石」

そんな、日本料理の達人中の達人、大河原実総料理長が、自らの黄綬褒章受章の感謝を込めて創作した懐石料理が 「黄綬褒章受章 感謝懐石」。

「野菜本来の味が楽しめるといわれる江戸東京野菜や、産地から直接仕人れた伊豆七島産の新鮮な魚介類などを活用し、総料理長大河原実が伝統に様々なアイデアを盛り込み、四季折々の味と食の喜びをご提供いたします」(大河原実総料理長)
ということだから、贅沢極まりない懐石料理です。
「非常に手間隙かかる料理なので、期間限定で・・・」
ということなので、お見逃しなく。

「黄綬褒章受章 感謝懐石」は、江戸旬彩、雑煮椀、美味、進肴、焼物、煮物、食事、水菓子で構成され、予約制で1万2000円(税・サ別/昼食、夕食ともに可能)。

ランチ用に手軽な「褒章ランチ」も用意され、こちらは、前菜、お造り、煮物、温物、食事、水菓子で3500円(税・サ別)。

水月ホテル鷗外荘
「黄綬褒章受章 感謝懐石」(取材当日の料理です)
水月ホテル鷗外荘
「褒章ランチ」(旬の素材を使うため写真はイメージです)

予約時に、時間とともに味わう場所の相談を

懐石料理和食「沙羅の木」は、ランチ11:00~(コース開始最終時間14:00)、ディナー17:00~(コース開始最終時間19:00)。

敷地内には森鷗外の旧居(『舞姫』を執筆した際の住居)を「舞姫の間」と名付けて保存。
予約で「舞姫の間」(全3室)での食事も可能で、室料は1部屋分が1万5000円(税別)。
このほか、土蔵造りの書斎風の「蔵の間」(最大6名/2時間1万8000円/税別)、文学サロンの趣を今に残す椅子席のダイニング「於母影の間」(最大12名/2時間2万5000円/税別)も用意されています。

オプションとして、東京都内第1号に認定された歴史のある天然温泉の「鷗外温泉」があるので、食事をした人は1150円(消費税・入湯税込)で入浴可能です。

水月ホテル鷗外荘
舞姫の間
水月ホテル鷗外荘
蔵の間
水月ホテル鷗外荘
於母影の間
水月ホテル鷗外荘「黄綬褒章受章 感謝懐石」
期間 2019年3月1日(金)〜5月31日(金)
所在地 東京都台東区池之端3-3-21
場所 水月ホテル鷗外荘【閉店】
電車・バスで 東京メトロ千代田線根津駅から徒歩5分。京成上野駅から徒歩7分。JR上野駅から徒歩12分
問い合わせ
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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