碑文谷公園

碑文谷公園

東京都目黒区碑文谷 ( ひもんや )にある目黒区立の公園が、碑文谷公園。その昔、荏原郡碑文谷村の農業用ため池だった弁天池を中心に、小動物とのふれあいができる「こども動物ひろば」、野球場、テニスコートなどがある公園で、弁天池でのボート遊び、ポニーの引き馬なども可能です。

ポニーの引き馬、弁天池でのボート遊びなどが可能

小動物とのふれあいコーナーではモルモットやウサギ、犬などに触ったり、抱っこすることができます(料金は無料ですが、ふれあいできる時間が限定されています)。

ポニー乗馬(引き馬)は、中学生以下が対象で、公園内の150mのコースをポニーに乗って往復(時間が限定されています)。
当日、ポニー舎で乗馬券を購入すればOKです。

ボート場は、3月〜11月の土・日曜、祝日のみ営業。
手こぎボート(ロウボート)のみで、大人2人まで。

弁天池は、暗渠化(あんきょか)され、緑道に姿を変えた立会川の水源池で、8462平方メートル。
江戸時代には、現在よりも大きな池で、野鴨が多数生息していたので、徳川将軍家の鷹狩りの場(目黒鷹場)になったこともありましたが、それ以降は、碑文谷村の村持(共有)の池となり、周辺の水田に水を供給していました。
中ノ島には弁才天が祀られていますが、もともとは水の神様で、神仏習合時代の本尊である弁才天像は、円融寺にあったものです。

関東大震災後、被災者の移住、上京者の居住で碑文谷一帯は人口が増加し、目黒村は大正11年に、碑衾村(ひぶすまむら)は昭和2年に、それぞれ町政を施行。
区制施行の昭和7年10月1日、東京府荏原郡目黒町と碑衾町が合併して東京市目黒区となったのを機に、公園地としての保存を条件に東京市へ寄付され、昭和8年11月15日、東京市の市立公園として開園(昭和25年10月1日、目黒区へ移管)。
弁天池のボート場は、昭和10年頃から東京横浜電鉄(昭和2年に碑文谷駅が開業/碑文谷駅=現在の学芸大学駅)がボート場の営業を開始していたものを、東京市の設立後に市営の貸しボート場にしたもので、都内有数の歴史を誇っています。

碑文谷公園
碑文谷公園
名称 碑文谷公園/ひもんやこうえん
所在地 東京都目黒区碑文谷6-9-11
関連HP 目黒区公式ホームページ
電車・バスで 東急東横線学芸大学駅から徒歩6分
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 目黒区道路公園課 TEL:03-5722-9775/FAX:03-3712-5129
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
碑文谷公園・ボート場

碑文谷公園・ボート場

東京都目黒区碑文谷 ( ひもんや )にある目黒区立の公園が、碑文谷公園。公園の中心、弁天池にはボート場があり、区立公園らしいエコノミーな料金でボート遊びを楽しむことができます。台地に刻まれた谷の奥の湧水を集め、かつては荏原郡碑文谷

 

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