井山宝福寺

井山宝福寺

岡山県総社市井尻野にある臨済宗東福寺派の寺の中本山、井山宝福寺(いやまほうふくじ/井山は山号)。山門、仏殿、方丈、書院など、禅宗様式の七堂伽藍が建ち並び、壮観。朱塗りの三重塔は永和2年(1376年)の建造で、国の重要文化財になっています。雪舟ゆかりの寺としても知られています。

少年時代、雪舟が修行した寺で、雪舟の出発点

もとは天台宗でしたが、鎌倉時代中期に臨済宗に改宗、最盛期には塔頭・学院55、山外の末寺300余を数えたと伝えられています。
天正3年(1575年)の備中兵乱の戦火で、三重塔を除いて焼失。
現存する堂宇は、享保20年(1735年)築の仏殿など、その後の再建です。
方丈、庫裏、宝蔵、仏殿、経蔵、鐘楼、書院、禅堂、山門、開山堂、秋葉宮本殿などは国の登録有形文化財になっています。

別名を「雪舟寺」とも呼ばれていますが、備中国赤浜村(現・総社市)に生まれた画聖・雪舟は、禅僧が学問・文芸の分野を担っていたということもあり、幼い頃、井山宝福寺で修行(10歳頃、京・相国寺に移っています)。
井山宝福寺の修行時代には、絵ばかり描いていて経も読まないため、方丈の柱に縛られてしまい、床に落ちた涙を足の親指につけ、僧はその見事さに感心したという「涙の鼠絵」伝説(狩野永納が江戸時代初期に記した『本朝画史』に記載)も残されています(ただし、この伝説は、後年の創作という説も)。

8月を除く毎月第2日曜には定例座禅会も実施(毎年8月1日〜8月5日には暁天座禅)するほか、電話予約で座禅体験も可能。
11月には方丈特別公開も行なわれています。

春は新緑、秋の紅葉も有名。
紅葉に見頃は例年11月上旬~11月下旬。

井山宝福寺
柱に縛られた雪舟の像
井山宝福寺
名称 井山宝福寺/いやまほうふくじ
所在地 岡山県総社市井尻野1968
関連HP 井山宝福寺公式ホームページ
電車・バスで JR総社駅からタクシーで5分
ドライブで 岡山自動車道岡山総社ICから約8km
駐車場 48台/無料
問い合わせ 井山宝福寺 TEL:0866-92-0024
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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