第126回水郷おみがわ花火大会|香取市|2025

水郷おみがわ花火大会

2025年8月1日(金)19:15~20:45、千葉県香取市の利根川河畔小見川大橋下流)で『第125回水郷おみがわ花火大会』が開催。明治41年に創始された関東有数の歴史ある花火大会で、約8000発が打ち上げられます。全国の煙火店が自慢の花火・尺玉を持ち寄って美しさを競いあう「全国尺玉コンクール」は大会のハイライト。

利根舟運の繁栄を背景に始まった花火大会

水郷おみがわ花火大会

小見川における第1回目の花火大会は明治41年8月に、旧小見川町の商店経営者が中心となって篤志寄付を実施し、小見川町が水運の商都としてますます発展することを祈念して開催。
当時、小見川は、佐原同様に利根川を使った水運による物資輸送の拠点(小見川河岸)として繁栄していたのです。

利根川は江戸への流通の大動脈として利用され、大型の高瀬船はその主役として活躍し、明治以降には外輪蒸気船が活躍していました。

現在では「利根川の川開き」に合わせて毎年8月1日に開催されています。

2025年で40回目を数える「全国尺玉コンクール」は、全国20社ほどの花火作り名人が自慢の尺玉1発を打ち上げ、その華麗さを競うもの。
2024年は川崎火工服部煙火店(福島県)が『『オシャンティー千輪菊』で最優秀賞、北陸火工(石川県)が『彩色万華鏡入錦冠菊八方咲』と根岸火工(埼玉県)『昇朴付 八重芯変化牡丹』で優秀賞に輝いています。

さらに、利根の大空間に炸裂する特大水中スターマインも迫力満点です。

事前場所取りは禁止。
花火会場内での喫煙も厳禁です、マナーを守って観賞を。

ちなみに、江戸時代の歌舞伎役者で、初代・松本幸四郎や、順天堂医院(後の順天堂大学)の創始者・佐藤尚中(さとうたかなか=山口舜海)は小見川の出身で、小見川・善光寺境内に初代・松本幸四郎の墓があります。

第126回水郷おみがわ花火大会|香取市|2025
開催日時 2025年8月1日(金)19:15~20:45、荒天時は翌日に延期
所在地 千葉県香取市阿玉川
場所 小見川大橋下流 利根川河畔
関連HP 水郷小見川観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR小見川駅から徒歩30分
ドライブで 東関東自動車道佐原香取ICから約8km
駐車場 河川敷運動公園、小見川支所など
問い合わせ 香取市役所商工観光課 TEL:0478-50-1212
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

よく読まれている記事

こちらもどうぞ