毎年4月第1日曜12:00~15:00、千葉県山武市(さんむし)の折戸大宮神社で『春季祭』が斎行され、例祭の神事に合わせて、天下太平、五穀豊穣を祈願し、神楽が奉納されています。江戸中期に日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)から伝わったといわれる由緒ある福田流の代々神楽12座は折戸神楽保存会が保存伝承。
春の例祭に合わせて代々神楽(福田流)が奉納される
平安時代初期の大同2年((807年)、近江国(現・滋賀県)の日吉大社から分霊を勧請して創建と伝えられる折戸大宮神社の祭神は、大山咋命(おおやまぐいのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、厳島姫命(いつくしまひめのみこと)。
江戸時代以前の神仏習合時代には、大宮山王大権現と称していました。
保存伝承される12座は、猿田彦之命、恵比寿舞、大黒舞、八幡舞、荒神式、春日舞、稲荷舞、榊葉、保食、臼女之舞、種蒔、素戔鳴尊。
4月の第1日曜に春の例祭が、10月17日に秋の例祭が斎行され、近郊から多くの参詣者を集めています。
春の例祭には神楽の他に獅子舞が奉納され、秋の例祭には神輿の渡御が行なわれています。
折戸大宮神社『春季祭』(神楽奉納)|山武市 | |
開催日時 | 毎年4月第1日曜12:00~15:00、荒天の場合は中止 |
所在地 | 千葉県山武市松尾町折戸648 |
場所 | 松山神社 |
関連HP | 山武市公式ホームページ |
電車・バスで | JR総武本線松尾駅からタクシー10分 |
ドライブで | 圏央道松尾横芝ICから約9km |
問い合わせ | 山武市歴史民俗資料館(文化財係) TEL:0475-53-3023 |
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