沖縄県那覇市、那覇大橋の南側、漫湖の畔に広がる総合公園が、漫湖公園。公園のあちこちに熱帯植物や亜熱帯植物の花々が咲き乱れる市民の癒しの場。那覇東バイパスの新那覇大橋の架かる部分の両岸が公園で、西岸にはクジラ建物があり内部は子供用の遊具が備えられています。
観光で訪れ、自然観察が目的なら鏡原側へ
面積43.94haという広大な漫湖公園。
漫湖は名前こそ湖ですが、国場川の干潟で、海から3km上流の内陸に位置していますが、潮の干満差の影響を強く受け、干潮時には最大47haという泥干潟が出現。
逆に満潮時には大部分が水没するので漫湖と呼ばれているのです。
那覇市側の両岸が漫湖公園で、東岸の古波蔵側には噴水広場、多目的グラウンド、テニスコート、グランドゴルフ場、駐車場(有料)、鏡原側には 市民庭球場、クジラ建物(内部に複合遊具設置)、遊具広場、駐車場(無料)などがあります。
古波蔵側には、周回する全長2.4kmのジョギングコースも用意されています。
自然観察に向いているのは鏡原側で、湖畔には、マングローブ林が広がる湿地帯があり、シギ類やカモ類などの渡り鳥、カニなど小動物が観察可能。
漫湖は、平成11年5月にラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)の登録地に指定されていますが、鏡原側ではマングローブ林を間近に観察することができます。
なお、鏡原側に隣接する豊見城市には、野生生物の保護と湿地の保全をはかり、自然観察などを行なう拠点施設として環境省の設置する「漫湖水鳥・湿地センター」があり、木道が整備され、観察望遠台からは望遠鏡で野生生物などを観察可能。
漫湖公園 | |
名称 | 漫湖公園/まんここうえん |
所在地 | 沖縄県那覇市古波蔵3-23-1 |
関連HP | 那覇市公式ホームページ |
電車・バスで | ゆいレール奥武山公園駅から徒歩8分 |
ドライブで | 那覇空港から約3km |
駐車場 | 漫湖公園駐車場(121台/無料、多目的広場側は1時間まで無料、以降有料) |
問い合わせ | 那覇市公園管理課 TEL:098-951-3239/FAX:098-951-3206 |
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