沖縄県うるま市の与那城(よなしろ)にある展望台が屋慶名展望台(やけなてんぼうだい=屋慶名海峡展望台)。屋慶名港近くの展望台入口から約100段の階段を上ったところに無人島の藪地島(やぶちじま)を眼前にする展望台があります。沖縄本島と藪地島は屋慶名海峡をひとまたぎにする藪地大橋で結ばれています。
屋慶名海峡を見渡す展望台
藪地島と沖縄本島との間の狭い水路をぬって流れる屋慶名海峡は、沖縄屈指の天然の良港で、琉球王国が統一される以前から海上交易の拠点となっていた場所。
その屋慶名海峡の幅50mほどの狭隘部の海食崖の上に展望所が築かれているので、高度はありませんが、海峡を見渡すことができます。
展望台からは「沖縄の瀬戸内」と呼ばれる海峡はもちろん、藪地島を結ぶ藪地大橋、平安座島へと渡る海中道路、石川岳や恩納岳など北部の山並みを眺望します。
与勝半島のなかでも穴場的な存在の展望地になっているので、伊計島などを目指す際に時間があれば寄り道を。
屋慶名展望台(屋慶名海峡展望台) | |
名称 | 屋慶名展望台(屋慶名海峡展望台)/やけなてんぼうだい(やけなかいきょうてんぼうだい) |
所在地 | 沖縄県うるま市与那城屋慶名 |
電車・バスで | 那覇バスターミナルから沖縄バス、琉球バスで1時間30分、残波岬下車、徒歩8分 |
ドライブで | 沖縄自動車道石川ICから約17.7km |
駐車場 | 2台/無料、屋慶名港も利用可能 |
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