慶佐次湾のヒルギ林

慶佐次湾のヒルギ林

沖縄県東村(ひがしそん)、沖縄本島北部の東岸、慶佐次湾(げさしわん)にある美しいヒルギの林が慶佐次湾のヒルギ林。ヒルギはマングローブの一種で、熱帯から亜熱帯の海水と淡水が混じりあう河口付近に生える植物。慶佐次湾のヒルギ林は、ヒルギ群生地として沖縄本島でも最大規模を誇り、国の天然記念物にも指定されています。

国の天然記念物になったマングローブ林

慶佐次湾のヒルギ林

慶佐次湾に注ぐ慶佐次川の河口部に1km、幅200m(10haほど)にわたってマングローブ(ヒルギ林)が続き、「東村ふれあいヒルギ公園」として整備され、遊歩道やヒルギ林を一望する展望台も設置されています。
慶佐次川の河畔にはメヒルギ、オヒルギやヤエヤマヒルギの3種類が生育し、ヤエヤマヒルギはその北限。
沖縄が世界に誇るやんばる地域のマングローブ林として、やんばる国立公園に指定され、貴重な自然が保護されています(干潟内への立ち入りはできません)。
満潮時には、水に浮かぶマングローブ林を鑑賞できるよう、「東村ふれあいヒルギ公園」の遊歩道も木道になっています。

シーカヤックでマングローブを探勝

慶佐次湾のヒルギ林

川をシーカヤックで遡上するというツアーも用意。
東村ふれあいヒルギ公園集合、カヤックの漕ぎ方を説明(20分)、慶佐次湾のヒルギ林へ出発・体験(1時間10分)、東村ふれあいヒルギ公園に到着・解散という行程です。
マングローブは海水と淡水が混ざり合う特別な環境で育つ熱帯・亜熱帯気候の植物で、塩分濃度や水深などの条件によって、好きな環境を選んで住み分けているため、カヌーでツアーガイドの解説を聞きながら探勝するのがおすすめです。
アドベンチャー感覚でジャングルを探検できるので人気を集めています。
詳細は、NPO法人東村観光推進協議会(東村ふれあいヒルギ公園内/TEL0980-51-2655)に問い合わせを。

画像協力/沖縄観光コンベンションビューロー

慶佐次湾のヒルギ林
名称 慶佐次湾のヒルギ林/げさしわんのひるぎばやし
所在地 沖縄県国頭郡東村慶佐次
関連HP 東村公式ホームページ
電車・バスで 名護バスターミナルから沖縄バス・琉球バス名護東部線で、慶佐次下車、徒歩5分
ドライブで 沖縄自動車道許田ICから約33km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 東村企画観光課 TEL:0980-43-2265
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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