沖縄県南城市、日本六大鍾乳洞にも数えられる玉泉洞(ぎょくせんどう)を中心に、有形文化財指定を受けた古民家が建ち並ぶ「琉球王国城下町」、熱帯フルーツ園、ハブに触り学べる「ハブ博物公園」、ハブとマングースのショー、琉球ガラス王国工房など、さまざまな観光施設が点在するテーマパークです。
まずは玉泉洞、熱帯フルーツ園をのんびりと見学
隆起サンゴ礁に成長する鍾乳洞、トロピカルフルーツの熱帯フルーツ園、ハブ博物公園、琉球王国時代にタイムスリップできる「琉球王国城下町」、沖縄の伝統芸能の上演(スーパーエイサーショー)、そして琉球ガラスと伝統工芸の体験コーナーと、沖縄の魅力を凝縮したテーマパーク。
なかでも必見なのは玉泉洞。
全長約5kmの大鍾乳洞のうち、890mを公開しています。
所要20分ほどで地上に上がると、パイナップルやマンゴー、パパイヤ、パッションフルーツなど、50種450本ものもの熱帯果実が植えられたフルーツ園が広がり、沖縄でしか見ることのできないフルーツが多数。
琉球王国城下町には、国の登録有形文化財の古民家が並ぶ
「琉球王国城下町」には、国の登録有形文化財に指定された旧伊礼家(藍染工房)、旧喜屋武家(紅型工房)、フール旧知念家住宅フール、旧田場家(紙すき工房)、旧上里家(休憩所)と、県内各地から移築された古い民家が建ち並び、さながら琉球王国の城下町のよう。
屋根の赤瓦は高貴な身分でしか使えなかったので、その家の格式を象徴しています。
沖縄で見かける赤瓦屋根の上のシーサーは屋根瓦職人があまった漆喰と赤瓦で作ったのが始まりともいわれ、屋根上のシーサーにも注目です。
琉球の自然・文化・歴史を分かりやすく紹介した「王国歴史博物館」も併設しています。
陶芸、紅型などの伝統工芸の体験や、伝統芸能エイサーをアレンジした「スーパーエイサー」のショーも上演。
泡盛や薬草酒を醸造する南都酒造所と1日たっぷりと遊んで学べる仕組み。
琉球王国時代に王族・士族のみが着用していた伝統衣装で園内を散策する「琉装さんぽ」なども用意されています。
食事は、「沖縄そば自慢なんと屋」、「健食バイキングちゅら島」 、「地ビール喫茶 SANGO」、「茶屋 三段花」、そしてカフェ「ブクブクー茶屋」、「フルーツパーラー」、「Fruit Lab(フルーツラボ)」と充実。
すべてを網羅して見学するには5時間は必要。
時間が限られる場合には目的を絞って行動を。
車イス(無料)、ベビーカー(有料)、雨天時の傘・日傘(無料)の貸出も実施。
暗闇のジャングルを歩く夜限定のガイドツアー「ウワーガージャングル」(当日の14:00までに要予約)もあり、人気を集めています。
おきなわワールド | |
名称 | おきなわワールド/おきなわわーるど |
所在地 | 沖縄県南城市玉城前川1336 |
関連HP | おきなわワールド公式ホームページ |
電車・バスで | 那覇空港から琉球バスで53分、玉泉洞駐車場下車、徒歩1分 |
ドライブで | 那覇空港自動車道南風原南ICから約7km |
駐車場 | 400台/無料 |
問い合わせ | おきなわワールド TEL:098-949-7421 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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