渡邉家住宅

渡邉家住宅

千葉県夷隅郡大多喜町(おおたきまち)、いすみ鉄道いすみ線・大多喜駅の東にある旧家で、江戸時代には大多喜藩の運用金御用達(ごようたし、御用商人とも)を務めた豪商の家(屋号「穀家」)が渡邉家住宅。現存する建物は棟札から嘉永2年(1849年)築が判明、国の重要文化財に指定されています。

重要文化財に指定された大多喜町の商家

典型的な江戸末期の商家の造りの家屋で、棟梁は地元・猿稲町の佐治兵衛。
1階の店舗部分の間取りは、6畳、4畳半と台所が設けられた土間、中間と書院造の座敷をもった2室の居間が配されています。
かつては茅葺きでしたが昭和9年に桟瓦葺き(さんがわらぶき)に変わっています。
外観のみなら自由に見学が可能。

横山大観の弟子で、 開運!なんでも鑑定団(テレビ東京)に鑑定士としてレギュラー出演した渡邉包夫氏は先代の当主。

「房総の小江戸」と呼ばれる大多喜には明治5年移築の伊勢幸酒店、江戸時代から続く造り酒屋「豊乃鶴酒造」などもあり、レトロな雰囲気が残されています。

渡邉家住宅
名称 渡邉家住宅/わたなべけじゅうたく
所在地 千葉県夷隅郡大多喜町久保126
電車・バスで いすみ鉄道大多喜駅から徒歩2分
ドライブで 首都圏中央連絡自動車道木更津東ICから約30km
駐車場 大多喜町営久保駐車場(122台/1時間まで無料、以降有料)
問い合わせ 大多喜町産業振興課 TEL:0470-82-2176
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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