平沢峠

平沢峠

長野県南佐久郡南牧村、国立天文台野辺山宇宙電波観測所から平沢山の鞍部を越えて南の清里・千ヶ滝方面に至る八ヶ岳スケッチライン途中の峠が、平沢峠。清里・野辺山エリアでは屈指の八ヶ岳のビューポイントで、峠近くにはしし岩(獅子岩)もあります。

佐久甲州街道の峠は、八ヶ岳のビューポイント

佐久平と甲府盆地を結ぶ佐久甲州街道の峠が、平沢峠(よく見ると古道の跡がわかります)。
平沢峠というのは、江戸時代からの村名(平沢村)に由来し、明治22年に合併で南牧村になっています。
平沢峠から野辺山原は、江戸時代には荒涼たる原野で、冬は行き倒れ(凍死)となる旅人も多かったことから天保3年(1832年)、板橋地区から2軒、平沢地区から1軒が移住し、「お助け小屋」(茶屋)が築かれています。
それが平沢峠北麓の三軒屋跡(国立天文台野辺山宇宙電波観測所南西、矢出川を越える八ヶ岳スケッチライン沿いに井戸が現存)です。

飯盛山(めしもりやま)へのハイキングも可能で、お椀を伏せたようなピークに1時間弱で到達できます。
近年では八ヶ岳のビューポイントとして峠に駐車場も整備されましたが、以前は、ハイキング途中の絶景スポットとしてパンフレットなどに掲載されていました。


近くにはシャトレーゼ契約牧場の高見沢牧場もあり、絵になる光景が連続することから、八ヶ岳スケッチラインと呼ばれています。

平沢峠
しし岩と国立天文台野辺山宇宙電波観測所
平沢峠
名称 平沢峠/ひらさわとうげ
所在地 長野県南佐久郡南牧村平沢
ドライブで 中央自動車道長坂ICから約17km、須玉ICから約26km
駐車場 50台/無料
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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