石垣島(沖縄県石垣市)の石垣市街北東、国道390号沿いにあるビューポイントが玉取崎展望台。金武岳(きんぶだけ/201.1m)から東に突き出した根が玉取崎ですが、展望台は国道のさらに内陸側、標高30mほどの高台に位置しています。三角屋根の展望台からは、平久保半島と石垣の海を一望にします。
海岸に発達するリーフ(珊瑚礁群)を眼下に
石垣島の形をシーサーに例えて、北東の平久保崎へと伸びる平久保半島は「シーサーのしっぽ」とも呼ばれていますが、その付け根に位置するのが玉取崎展望台です。
玉取崎展望台からの絶景は、北に平久保半島・はんな岳(238.5m)と伊原間湾、左右に東シナ海と太平洋が、南には野原崎(のばるざき)が一望のもと。
海岸のリーフ(珊瑚礁群)も手に取るよう。
入江と岬が複雑に入り組んだ地形と、海岸に発達するリーフ(珊瑚礁群)が絶景を生み出しているのです。
西側(金武岳寄り)に位置する駐車場から展望台までは徒歩で10分ほどで、ハイビスカスなど南国の花が咲き乱れる遊歩道となっています。
ちなみに、玉取は現地で「タマトゥリィ」と呼ばれていますが、地名の由来は、岩礁に乗り上げる船が多く魂を取られた(魂取)、鳥の卵を採った(卵取)、あるいは天然の真珠の玉が取れた(玉取/石垣島は真珠の養殖で有名です)と諸説あって定かでありません。
玉取崎展望台 | |
名称 | 玉取崎展望台/たまとりざきてんぼうだい |
所在地 | 沖縄県石垣市伊原間 |
関連HP | 石垣市観光交流協会公式ホームページ |
ドライブで | 石垣空港から約16km |
駐車場 | 20台/無料 |
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