南大東島(沖縄県島尻郡南大東村)にあるサンゴ礁由来の石灰岩洞窟が星野洞。サンゴ礁が隆起した南大東島には120を超える鍾乳洞があるといわれていますが、なかでも星野洞は大東諸島で最大の石灰洞窟。発達する鍾乳石などが美しく、最大の石柱は4mもの大きさがあります。
「日本一美しい鍾乳洞」とも
フィリピン海プレート上に位置する南大東島は、隆起するスピードが緩やかで、標高40m〜50mのカルスト化した台地が広がっています。
ドリーネといわれる凹地の下には鍾乳洞が隠されているので、至るところに鍾乳洞があると推測できます。
最大の鍾乳洞である星野洞は、「ふるさと創生基金」を活用し、観光資源として整備、平成6年1月に公開された観光洞窟。
南大東島では洞長が100mを超える洞窟が12ヶ所報告されていますが、最大の洞窟が島北西部の標高41mの幕上にある星野洞。
洞長は確認されている部分だけでも400mにも及びます。
洞内の気温は年間を通じて18度と一定で、夏は寒いくらいです。
入洞にあたっては大東観光商事に予約が必要(午前中の予約は前日まで、午後の予約は入洞希望時間の2時間前まで)。
星野洞という名は、サトウキビ畑広がる洞窟一帯が星野さんの所有地だったことに由来します。
星野洞 | |
名称 | 星野洞/ほしのどう |
所在地 | 沖縄県島尻郡南大東村北64 |
関連HP | 星野洞公式ホームページ |
ドライブで | 南大東島空港から約8km |
問い合わせ | 星野洞案内所 TEL:09802-2-4333 |
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