沖縄県八重山郡竹富町、周囲を日本最大のサンゴ礁の海、石西礁湖(せきせいしょうこ)に囲まれた、黒島の南端に位置するのが、黒島灯台。ハート型♥の尖った南端部に建ち、実はここから眺める海域が石西礁湖の南端部にあたります。
灯台からは石西礁湖の南端部を見渡す
小型の灯台ですが、自然エネルギー(太陽電池)の光で、LED(発光ダイオード)を灯し、7.5海里(13.89km)まで光が届いています。
黒島灯台までは島の中心部・東筋(あがりすじ)集落から一本道の直線道路がまっすぐに伸び、その両側は黒毛和牛の牧草地という光景。
そのため黒島灯台は、わざわざ訪れるしかない場所のため、まず、人に会うことのない島の秘境的な存在です。
街灯が少ない黒島は、星空を眺めるスターウォッチングにも絶好の地ですが、仲本海岸、黒島灯台からは、冬場(12月中旬・陽が昇る直前〜5月末・陽が暮れた直後)なら、条件さえ合えば水平線上に南十字星を視認することができます(国際天文学連盟が決めた世界共通の星座名である88星座のうち、八重山地方では国内最多の84星座を望むことが可能)。
黒島灯台 | |
名称 | 黒島灯台/くろしまとうだい |
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町黒島 |
ドライブで | 黒島港から約4.5km |
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