ゲータの滝

沖縄県八重山郡竹富町、西表島（いりおもてじま）を周回する沖縄県道215号（白浜南風見線）の大見謝ロードパーク西側に河口（ゲーダ橋）があるゲーダ川に懸かる滝が、ゲータの滝。河口からさほど離れていないので探勝は比較的に楽ですが（徒歩30分）、事故防止のためリバートレッキングツアーに参加するのがおすすめです。

リバートレッキングツアーで到達する美しい段瀑

国土地理院の2万5000分の1地形図にもちゃんと滝マークが記載されていますが、実際に現地に赴くと、5段程度の段瀑になっていることがわかります。滝壺から見える1段目をゲータの滝、さらに上段を奥ゲータの滝と呼び分ける人もいます。
ゲータの滝から高巻きする踏み跡道をたどって上部へと向かいますが、実は、この奥ゲータの滝こそが『イッテQ』のロケ地で、デビ夫人が「絶景かな絶景かな」と叫んだ地ということに。

河口から30分ほどとはいえ、川の中を歩行し、岩を乗り越える場所もあるので、沢登りの経験がない人は、ツアーの参加がおすすめです。
さらにスコールなど、増水時の対策なども必要なので、安易な入山はできません。

平成9年からガイドをする中川隆行さん主宰の西表島アドベンチャーツアー海歩人（うみあっちゃー）などでツアー（アクシデントに備えて引率者は世界基準のレスキュー3が認定するTRR-T、SRT を取得したレスキュアーが引率ガイド）を行なっています。