大分県由布市湯布院町、湯の坪街道から大分川へと向かう途中にある、小ぢんまりした共同浴場が、ゆのつぼ温泉。江戸時代の文献にその名が見られるという古湯で、地元では古くから子宝の湯として親しまれてきました。
子宝の湯として親しまれる古湯
大正時代にはすでにあったという歴史ある共同浴場。
現在の建物は平成7年にリニューアルされたもので、日中は入浴客の少ない穴場的な共同湯です(夕方以降は地元の人の入浴が多い時間帯に)
源泉名は、湯ノ坪温泉で、源泉温度で64度という高温。
泉質は単純泉で、冷え症、神経痛、疲労回復などが適応症で、「よく温まる」(常連の話)ことから、地元では子宝の湯としても有名。
かつては露天風呂でしたが、現在は浴室の床や腰壁に御影石と、湯船の縁に檜を用いた男女別の内湯が1ヶ所ずつ。
無人の共同浴場ながら、管理組合の人が毎日清掃し、入浴料は入口の料金箱に入れるというシステムになっています。
由布院温泉の共同湯は、ゆのつぼ温泉のほか、下ん湯、加勢の湯、乙丸温泉館、由布岳温泉、川西温泉、荒木共同浴場の7ヶ所あります。
そのなかで、湯の坪街道というメインストリート近くにありながら、意外に入浴客が少ないのが、ゆのつぼ温泉です。
ゆのつぼ温泉 | |
名称 | ゆのつぼ温泉/ゆのつぼおんせん |
所在地 | 大分県由布市湯布院町川上1087-1 |
関連HP | 由布市公式ホームページ |
電車・バスで | JR由布院駅から徒歩15分 |
ドライブで | 大分自動車道湯布院ICから約4.5km |
駐車場 | 2台/無料 |
問い合わせ | 由布市ツーリストインフォメーションセンター TEL:0977-84-2446 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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