瑠璃光寺

瑠璃光寺

大分県国東半島一帯にある寺院群・六郷満山(ろくごうまんざん/国東六郷満山霊場)の末山寺にあたるの国東市にある瑠璃光寺(るりこうじ)。奈良時代、養老2年(718年)創建という天台宗の古刹です。建武3年(1336年)、足利尊氏(あしかがたかうじ)が祈願所として中興し、隆盛を極めたとつたえられています。

本尊、両脇侍は平安時代の作

養老2年(718年)、仁聞(にんもん=国東半島の各地に計28の寺院を開いたという伝説の僧)開山という六郷満山でも最古の歴史を誇る寺。
本尊の薬師如来、両脇侍の阿弥陀如来、釈迦如来はいずれも平安時代中期~後期の作と伝えられ、阿弥陀如来立像は平安時代末期作、カヤの木の1本造りのもので大分県の文化財に指定されています。
瑠璃光寺石殿(るりこうじせきでん)は国東市の文化財。
笠の下の方形部分に仏像が彫られたものが石殿。
瑠璃光寺の石殿は鎌倉時代もの(蓮華台座は南北朝時代後期と推定)で、高さ50cmの自然石の上に建ち、全体の高さは1.4m、笠の下の方形部分には6体の仏像が刻まれています。

宇佐神宮六郷満山霊場第30番札所。
国東六郷満山霊場第14番札所。
夏には樹齢600年のサルスベリの花が咲きます。
また、住職の地獄・極楽絵図を使った法話も人気です。

瑠璃光寺
名称 瑠璃光寺/るりこうじ
所在地 大分県国東市国東町小原2662-1
関連HP 国東市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR杵築駅から大分交通バス安岐ターミナル行き25分、終点乗り換え、両子寺行き20分、杉山下車、徒歩12分
ドライブで 大分空港道路安岐ICから約10km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 瑠璃光寺 TEL:0978-65-0528
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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