大分県大分市、滝尾中学校グランド北側の岩壁にある、大小84基の横穴墓群が、滝尾百穴横穴古墳群(たきおひゃっけつよこあなこふんぐん)。火山層の崖に、上下3段になって横穴墓が築かれ、古墳時代後期後半(6世紀)に造られた、集団墓的な内容の家族墓だと推測されています。
大分市にある古墳時代の横穴墳墓
古墳の入口の石蓋は、崩壊して現存していません。
横穴墓は、通路である羨道(せんどう)、被葬者を安置する玄室(げんしつ)で構成され、
墓穴の構造は、床が正方形、長方形で、天井部分はドーム形、カマボコ形、鴨居表現をもつ妻入り家形などがあります。
埋葬者は、地域の有力者(首長)などではなく庶民ということに。
滝尾中学校のグラウンド横にあるので、グラウンド側から眺めると不思議な空間に。
大分市立滝尾中学校の敷地内ということで、敷地外からの見学が原則となります。
滝尾百穴横穴古墳群 | |
名称 | 滝尾百穴横穴古墳群/たきおひゃっけつよこあなこふんぐん |
所在地 | 大分県大分市羽田349 |
関連HP | 大分市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR大分駅から米良経由パークプレイス公園通り行き10分、 米良バイパス入口下車、徒歩35分。または、米良行きで8分、滝尾小学校前下車、徒歩すぐ |
ドライブで | 東九州自動車道大分米良ICから約2km |
問い合わせ | 大分市文化財課 TEL:097-537-5639 |
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