北大塩の接吻道祖神
長野県茅野市米沢、茅野市市民の森の東側、大塩地区にあるユーモラスな道祖神が、北大塩の接吻道祖神(きたおおしおのせっぷんどうそじん)。長野県内には3000もの双体道祖神がありますが、江戸時代に造立された接吻姿の抱擁像は、わ…
長野県茅野市米沢、茅野市市民の森の東側、大塩地区にあるユーモラスな道祖神が、北大塩の接吻道祖神(きたおおしおのせっぷんどうそじん)。長野県内には3000もの双体道祖神がありますが、江戸時代に造立された接吻姿の抱擁像は、わ…
長野県安曇野市、明科を流れる犀川に隣接した初夏に咲くアヤメで有名な公園が、龍門渕公園(りゅうもんぶちこうえん)。カヌー競技場沿いの龍神社の対岸、前川沿いにあるのが、接吻道祖神(せっぷんどうそじん)。実は山奥にある、池桜の…
長野県安曇野市明科(旧明科町)の山中にある双体道祖神が、池桜の接吻道祖神(いけざくらのせっぷんどうそじん)。安曇野に多い双体道祖神ですが、男性像と女性像が接吻(せっぷん)をする姿は、実に希少(現存する江戸時代の接吻道祖神…
平野部にある山、丘に築かれた城が平山城。織田信長が築いた安土城が最初とされ、姫路城(兵庫県姫路市)、津山城(岡山県津山市)、松山城(愛媛県松山市)が日本三大平山城と称されていますが、和歌山城(和歌山県和歌山市)、姫路城、…
海を天然の要害として掘りに取り入れ、物資の輸送に舟運を利用したのが水城。水軍や藩主を乗せた御座船も活用できる利点がありました。日本三大水城に数えられるのは、高松城(香川県高松市)、今治城(愛媛県今治市)、中津城(大分県中…
古代から中世に、険阻な山を利用して山上に築かれたのが山城。居住空間としては不便なため、山麓に居館が置かれたりしました。日本三大山城に数えられるのは、岩村城(岐阜県恵那市)、高取城(奈良県高取町)、備中松山城(岡山県高梁市…
天狗、ナポレオンなどを含め、日本全国から人面岩と呼ばれる岩を調査し、北の利尻島から南の与那国島まで、全国12の人面岩を紹介。意外なことに、人面岩は西日本に多く、東日本には少ないことが判明! 西日本の人の方が人面岩が好きな…
兵庫県丹波市春日町の城山(標高356.8m)の山上にある山城が、黒井城(くろいじょう)。山麓は標高100mほどなので、比高250mという難攻不落の山城で、山全体が要塞のように築かれています。ハイキングの装備で入山しないと…
長野県木曽郡上松町、中央アルプス・木曽駒ヶ岳(2956.1m)の南に続く、アルペン的な岩峰が宝剣岳(2931m)。千畳敷カールから見上げる姿が知られていますが、宝剣岳北側の宝剣山荘から眺めると、巨大な天狗岩が木曽側の谷(…
高知県室戸市室戸岬町、室戸岬の海岸線沿い、岬突端(室戸岬バス停近く)の中岡慎太郎像と、東側に回り込んだ室戸青年大師像との間、2.6kmを結ぶのが、乱礁遊歩道(らんしょうゆうほどう)。空海(弘法大師)修行の地、そして室戸世…
高知県室戸市室戸岬町、室戸岬の東側の海岸線にあるのが、ビシャゴ岩。室戸ユネスコ世界ジオパークに選定される室戸岬ですが、岬の突端から西側は砂岩、東側はマグマが固まってできた斑れい岩(はんれいがん)。ビシャゴ岩は斑れい岩のシ…
高知県室戸市室戸岬町、室戸岬の東側、空海が修行したという御厨人窟(みくろど)の近くにある奇岩(人面岩)が、天狗岩。御厨人窟の上部の岩を西側から眺めた際に、天狗のように見えるのが名の由来です。一帯は室戸ユネスコ世界ジオパー…
北海道利尻郡利尻町仙法志、利尻島の西岸、久連(くづれ)地区の海岸沿い、北のいつくしま弁天宮のすぐ北にある奇岩が、人面岩。大きな熊が沖に向かって寝転がっているように見える寝熊の岩とセットで探勝できる奇岩で、利尻島一周ドライ…
静岡県浜松市天竜区水窪町にある中世の山城が、高根城(たかねじょう)。遠州(静岡県西部)と信州(長野県)との信遠国境に近い久頭合の山頂、標高420mに築かれた山城で、秋葉街道沿いの要衝です。戦国時代には武田信玄の遠江侵攻の…
鹿児島県鹿屋市高須町、川津神社境内にある露岩が、キス岩(西郷岩)。西郷隆盛ゆかりの地(田中吉右衛門邸にたびたび滞在)という高須地区なので、人面岩には西郷岩と名がつくのも納得がゆきます。高須橋近くの崖にある岩で、地元ではキ…
静岡県沼津市根古屋、すぐ横を東海道新幹線が駆け抜ける愛鷹山の山裾にあるのが、興国寺城(こうこくじじょう)。愛鷹山から派生する支尾根の篠山を利用して築かれた中世の城で、北条早雲(伊勢新九郎盛時)旗揚げの城。隠れた名城ですが…
福岡県北九州市小倉南区、日本三大カルストにも数えられる平尾台(国の天然記念物)。石灰岩の露岩(ピナクル)が羊の群れのように見える羊群原(ようぐんばる)という奇観を生み出していますが、注目はキス岩。茶ヶ床園地から貫山方面に…
静岡県島田市金谷、牧之原台地の北端部、標高212m〜220mの台地に築かれた戦国時代の山城が、諏訪原城(すわはらじょう)。高天神城(現・掛川市)攻略を目指す武田勝頼が、天正元年(1573年)、家臣・馬場信春(ばばのぶはる…