鉄道博物館

鉄道博物館

埼玉県さいたま市大宮区、ニューシャトル鉄道博物館駅近くに建つのが、「てっぱく」の愛称で呼ばれる鉄道博物館。東日本鉄道文化財団が設立した鉄道のミュージアム。全体の約半分のスペースを占める「車両ステーション」では明治時代初期から現代まで鉄道技術や鉄道システムの変遷・歴史を紹介しています。

「車両ステーション」で鉄道の歴史を学ぶことができる!

鉄道博物館
上越線を走ったボンネット型特急(クハ181形式電車)「とき」

「車両ステーション」1階に展示される御料車6両を含む鉄道車両36両の実物車両は圧巻。
特急「富士」用の1等展望車として製造されたマイテ39形式客車(車号マイテ3911)、上越線で使用されたボンネット型特急(クハ181形式電車/車号クハ181-45=新造車)、22形ブルートレイン(ナハネフ22形式客車/車号ナハネフ22-1)、東海道新幹線開業時に投入された21形新幹線電車(0系電車)、夜行特急「あさかぜ」用に製造された寝台特急用客車のナハネフ22形客車(20系客車)、国の重要文化財・鉄道記念物となっている木造ボギー電車のナデ6110形電車(ナデ6141号電車)、ED40形電気機関車、新橋~横浜間の鉄道開業時にイギリスから輸入された150形式蒸気機関車、京阪神間の鉄道開業時に明治天皇が乗車するために製造された初代1号御料車など鉄道ファンならずとも楽しめる内容になっています。

鉄道を支える車両の設計・製作と保守、線路やトンネルなどの保守、発電所、電気設備・信号の保守、鉄道の建設工事などを紹介する「仕事ステーション」も注目の施設。

シミュレータでは、平成5年、京浜東北線に登場の209系を使った「車掌シミュレータ」、新幹線E5系の運転を体験する「E5シミュレータ」、山手線内回りの実写映像を使った「205シミュレータ」、E233系の「E233シミュレータ」など多彩。

「鉄道ジオラマ」では日本最大(全長1200m)の模型鉄道ジオラマでは、東北新幹線E5系「はやぶさ」と秋田新幹線E6系「こまち」の切り離し、連結シーンを模型で再現するなど凝ったつくり。

キッズプラザ、キッズカフェ、ミニ運転列車、キッズライブラリー、駅弁屋、455ランチトレイン、食堂車をテーマとした、高級感のある「トレインレストラン日本食堂」、走行する新幹線を眺める「ビューレストラン」、ミュージアムショップ TRAINIART(トレニアート)なども併設、1日たっぷりと楽しむことができます。

鉄道博物館
名称 鉄道博物館/てつどうはくぶつかん
所在地 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
関連HP 鉄道博物館公式ホームページ
電車・バスで ニューシャトル(埼玉新都市交通)鉄道博物館駅から徒歩1分
ドライブで 首都高速埼玉新都心線新都心西口から約4km
駐車場 291台/有料
問い合わせ 鉄道博物館 TEL:048-651-0088
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
鉄道博物館・ナデ6110形式6141号電車

鉄道博物館・ナデ6110形式6141号電車

埼玉県さいたま市大宮区、ニューシャトル鉄道博物館駅近くに建つのが、「てっぱく」の愛称で呼ばれる鉄道博物館。国の重要文化財・鉄道記念物となっているのがナデ6110形式6141号電車。大正3年3月31日、鉄道院新橋工場で完成した木造ボギー電車で

こだま形特急

こだま形(ボンネット型)特急に会いに行こう!

昭和31年の東海道本線全線電化に合わせ、国鉄初の特急形電車として昭和33年11月11日に特急「こだま」として運転が始まったのが151系電車で、その後、特急「とき」用の161系、特急「あさま」「あずさ」用の181系への進化しています。保存され

 

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