横田酒造

横田酒造

埼玉県行田市にある老舗の酒蔵が、横田酒造。荒川の伏流水・ 忍の名水(自家井戸「福寿泉」=弱軟水の水)と全国の好適米を使い、南部杜氏が醸す行田の酒蔵。文化2年(1805年)、近江日野商人・横田庄右衛門が創業という老舗で、代表銘柄は「浮城」(うきしろ)と「日本橋」です。

行田にある全国新酒鑑評会連続金賞受賞の酒蔵

横田酒造

「浮城」は、行田にある関東の名城、映画『のぼうの城』でお馴染みの忍城(おしじょう)のこと。
もうひとつの銘柄の「日本橋」は、創業者・横田庄右衛門が日本橋の酒問屋で修行の後に行田で独立する際に「初心忘るべからず」という近江商人らしい家訓から。

地元では日野屋とも呼ばれてきましたが、それは出身地が近江商人のルーツ・日野(現・滋賀県蒲生郡日野町)だから。

米は、兵庫の「山田錦」、長野の「美山錦」、滋賀の「玉栄」、そして埼玉県産の「朝の光」、「若水」など玄米のまま取り寄せ、自家精米しています。
自家精米するのは、酒造りの基本は精米で、そのためには玄米の段階から米質を正確に把握する必要があるから。

酒蔵の見学は平日のみで、電話で要予約。
新酒しぼたて試飲は12月中旬~2月下旬。

先代までの歴代社長は近江日野で生まれ育ち、行田で商売を継ぎ、近江商人らしく隠居すると再び故郷に帰っていたとのこと。

横田酒造
名称 横田酒造/よこたしゅぞう
所在地 埼玉県行田市桜町2-29-3
関連HP 横田酒造公式ホームページ
電車・バスで 秩父鉄道東行田駅から徒歩5分
ドライブで 東北自動車道加須ICから約16km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 横田酒造 TEL:048-556-6111/FAX:048-553-3530
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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