川島町白鳥飛来地

川島町白鳥飛来地

埼玉県比企郡川島町、埼玉県の真ん中に位置する川島町を流れる越辺川(おっぺがわ=源流は黒山三滝)の支流・飯盛川が合流点近くには、冬期にコハクチョウが飛来します。ここが川島町白鳥飛来地(越辺川コハクチョウ飛来地)と呼ばれるエリア。11月中旬〜3月上旬が観察時期です。

数十羽のコハクチョウが飛来

例年11月中旬頃に姿を見せ、最盛期の1月下旬〜2月の朝夕には数十羽を観察できます。
一斉に北に向かって旅立つのは、年によって多少変化がありますが、3月中旬頃。
立春を過ぎると春を感じるのか、帰り支度を始め、ハクチョウの動きが遅くなるのだとか。

日中は、周辺の田んぼに捕食に出かけているため、数が多いのは朝夕。
「朝8:00くらいになると採餌のために飛び立ってしまう」とのことなので、早朝、または塒(ねぐら)に戻る夕暮れに訪れる必要があります。
近年の飛来数は最大で80羽ほどとのこと。

対岸(南岸)は坂戸市小沼地区ですが、坂戸市側の飯盛川の水門周辺でも白鳥は観察できますが、駐車場(かわじま白鳥飛来地臨時駐車場)は川島町側に用意されています。

埼玉県では深谷市の川本地区も、平成3年から白鳥への餌付けが行なわれ、白鳥飛来地として知られていましたが、平成20年度から餌付けを廃止したため、飛来数も減少、平成24年に飛来地としての管理は終了しています(深谷市、熊谷市を流れる荒川にも白鳥は飛来)。

川島町白鳥飛来地
名称 川島町白鳥飛来地/かわじまちょうはくちょうひらいち
所在地 埼玉県比企郡川島町八幡5-10-39地先
関連HP 川島町公式ホームページ
電車・バスで JR川越駅から東武バス八幡団地行きで八幡団地下車、徒歩10分
ドライブで 圏央道川島ICから約3km
駐車場 かわじま白鳥飛来地臨時駐車場(20台/無料)
問い合わせ 川島町農政産業課 TEL:049-299-1760
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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