鉢形城の桜(氏邦桜)

鉢形城の桜(氏邦桜)

埼玉県大里郡寄居町、鉢形城の城跡に咲くエドヒガンの巨桜が、鉢形城の桜(氏邦桜)。推定樹齢は150年を超え、樹高18m、枝張りは東西23.5m、南北21.8m、根回り6.5mという巨樹で、寄居町の天然記念物に指定。公募により、平成29年に「氏邦桜」(うじくにざくら)と命名されています。

鉢形城の城跡に咲くエドヒガンの巨樹

鉢形城の桜(氏邦桜)

鉢形城の桜(氏邦桜)が咲くのは、「鉢形城歴史館」に近い、二の曲輪土塁近く。
例年の開花は、3月下旬~4月初旬頃で、ソメイヨシノの開花より1週間ほど早いのが特徴。

「氏邦桜」は、戦国時代に鉢形城を築いた北条氏邦に由来する名。
永禄11年(1568年)、甲斐の武田家を睨む拠点として鉢形城を築城、豊臣秀吉の小田原攻めの際に北条方の拠点となり、落城しています。
北条氏邦は城攻めの大将だった前田利家に預けられ、慶長2年8月8日(1597年9月19日)、加賀・金沢で没しています。

鉢形城の桜(氏邦桜)
鉢形城の桜(氏邦桜)
名称 鉢形城の桜(氏邦桜)/はちがたじょうのさくら(うじくにさくら)
所在地 埼玉県大里郡寄居町鉢形2496
関連HP 寄居町公式ホームページ
電車・バスで JR、秩父鉄道線、東武東上線寄居駅から徒歩25分
ドライブで 関越自動車道花園ICから約6km
駐車場 鉢形城歴史館駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

鉢形城

埼玉県大里郡寄居町にある中世の城跡。荒川と深沢川の合流地点の断崖上という天然の要害を活かし、1476(文明8)年、関東管領山内上杉氏(やまのうちうえすぎし)の家臣・長尾景春が築城。武田信玄、上杉謙信との攻防もあった城は、往時の姿を残し、国の

 

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