最勝寺『悪口まつり』|足利市

最勝寺『悪口まつり』(足利市)

12月31日22:00〜、栃木県足利市の最勝寺(さいしょうじ=大岩毘沙門天)で『悪口まつり』(あくたいまつり)が執り行なわれます。京都の鞍馬山・鞍馬寺、奈良の信貴山・朝護孫子寺と並び「日本三大毘沙門天」ともいわれる、最勝寺。最勝寺に集合し「ばかやろう」と叫びながら山上の大岩毘沙門天を目ざして歩く奇祭です。

「ばかやろうちょうちん行列」で鬱憤を晴らす

奇祭『悪口まつり』は、1年間に積もった鬱憤(うっぷん)を「ばかやろうちょうちん行列」(23:00〜)で晴らし、すがすがしい気分で新年を迎えるもので、江戸時代から続く伝統行事。
大岩毘沙門天は、足利市街の北3kmにある大岩山(標高417m)の山頂にあるため、大晦日の夜から元旦にかけて、修験者の法螺貝(ほらがい)の音に先導され、「ばかやろう」と大声を出しながら山麓から山頂の本殿をめざして歩いて登拝するもの。
古来からのオーバーナイトハイキングで、登山途中に悪口に「ぼう」のつく「びんぼう」、「どろぼう」は禁句。
坂のある参道を歩くので懐中電灯は必携となります(提灯は販売)。
山頂では甘酒の接待があります。

1日には悪口まつりに続いて、毘沙門天の前に正座して御神酒を頂く『滝ながしの式』(祈祷料1000円)が行なわれます。
最勝寺駐車場から大岩毘沙門天まではシャトルバスが循環運転を実施。

旅マガMEMO/もうひとつ日本最大を名乗る毘沙門天が横浜に
横浜七福神のひとつ蓮勝寺(神奈川県横浜市港北区菊名5-4-40)も「日本三大毘沙門天」と数えるという説もあります。
運慶の作と伝えられる像で正月7日間は御開帳。
毘沙門天は古代インドの神話に登場する富と財宝の神、クベーラ(Kubera) がルーツ。
仏教に取り入れられて、四天王のひとつ多聞天となったもの。
原語の意訳が多聞天、音訳が毘沙門天で多聞天と毘沙門天は、実は同一。
 

最勝寺『悪口まつり』(足利市) DATA

最勝寺『悪口まつり』
開催日 12月31日
時間 22:00〜(行列23:00〜)
関連HP 足利市観光協会公式ホームページ
所在地 栃木県足利市大岩町
場所 最勝寺(大岩毘沙門天)
電車・バスで JR両毛線足利駅・東武伊勢崎線足利市駅からタクシーで20分
ドライブで 北関東自動車道足利ICから約6.5km。東北自動車道佐野藤岡ICから約25km。
問い合わせ 大岩毘沙門天(最勝寺) TEL:0284-21-8885
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
最勝寺『滝流しの式』(足利市)

最勝寺『滝流しの式』(足利市)

2018年12月30日
 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

関連記事

よく読まれている記事

こちらもどうぞ