【初詣】浅草寺

東京最古の観音様でもある浅草寺(せんそうじ)。1月1日に弁天山の鐘楼で除夜の鐘が撞かれたのを合図に「新年特別祈祷」が始まり、初詣となります。ご本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)なので「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」と唱えて参詣を。

除夜の鐘を合図に初詣が始まります

浅草寺の除夜の鐘は、「花の雲鐘は上野か浅草か」と芭蕉の有名な句で知られている弁天山の鐘を、0:00に地元信徒「百八会」の会員108人が交代に打ち鳴らします。昭和26年の大晦日から今日まで続く伝統行事です。
1月1日~7日が『新年大祈祷会』。本堂内陣に上がったら、読経中は一緒に合掌を。
1月1日~7日は特別に「開運厄除」・「愛染宝弓(あいぜんほうきゅう:縁結び・学業増進・開運)」のお札、1月5日には「牛玉札(ごおうふだ:火防盗難除)」が授与されます。

浅草寺 新春(1月〜2月)のおもな行事

12月31日〜1月6日=「修正会」(正月の祈祷)/12月31日は12:00、その他は10:00)
1月3日=元三会(三問一答)慈恵大師忌/9:00〜第18代天台座主・慈恵大師良源の遺徳を讃えます
1月5日=牛玉加持会/10:00〜本尊の種字(しゅじ:ご本尊を表す梵字)を刻んだ宝印(印判)を額に押す。「牛玉札」が授与されます
1月7日=昭和天皇忌日会/10:00〜
1月10日=中興開山慈覚大師忌/9:00〜中興開山慈覚大師円仁の遺徳を讃えます
1月12日~18日=温座秘法陀羅尼会/7日間にわたって「観音秘密供養法(観音密供)」を168座修するもので、昼夜不断で行なわれますます
1月28日=正五九大護摩/1・5・9月の不動尊のご縁日の28日に大護摩が奉修
2月3日=節分会/12:00〜・14:00〜豆まき・七福神の舞
2月8日=針供養/豆腐に古針を刺して、供養し感謝の祈りを捧げます
2月15日=涅槃会/10:00〜釈迦が入滅した日に「涅槃図」を掲げ、遺徳を偲ぶ報恩感謝のための法会

【初詣】浅草寺
所在地 東京都台東区浅草2-3-1
場所 浅草寺
関連HP 浅草寺公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 浅草寺 TEL:03-3842-0181(10:00〜16:00、日曜、祝日を除く)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
浅草寺

浅草寺

東京都台東区浅草(あさくさ)にある東京で最古の寺が浅草寺(せんそうじ)。本尊は聖観世音菩薩で浅草観音とも通称されています。浅草のシンボル雷門から参道の仲見世を抜けると宝蔵門、左手には五重塔、そして正面に大本堂があります。今も「浅草の観音様」

雷門

浅草寺(せんそうじ)の総門が雷門(かみなりもん)で、正式の名称は、風雷神門。その名の通り、門の左側に風神、右側に雷神の像が配されています。初代の門は942(天慶5)年頃に建てられたという歴史ある山門で、1635年(寛永12)年、徳川家光によ

 

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