石山寺・くぐり岩

石山寺・くぐり岩

西国三十三所の観音霊場の石山寺(滋賀県大津市)は天平宝字5年(761年)の開基で、古くから朝廷、武将との結びつきも強かった由緒ある寺院。境内の手水場にあるくぐり岩は、天然の胎内くぐりの状態になっているもので自然の大理石でできている。くぐり岩は、奈良時代からある聖域。

本堂へ上がる石段下にある大理石でできた洞門

穴をくぐると願いが叶うというパワースポットになっています。
天然記念物に指定される石山寺の硅灰石(けいかいせき)ですが、カルシウムに富む石灰岩や苦灰岩に花崗岩などのマグマが貫入してきた際に、接触部に形成される鉱物。

接触変成帯(貫入したマグマによって接触変成作用を受けた範囲)として大理石、珪灰石、ベスブ石、ざくろ石、菫青石などがあり、くぐり岩は大理石。
表面の苔で少し灰色ががって見えますが、本来は白亜の輝きを放つ大理石です。

石山寺・くぐり岩
名称石山寺・くぐり岩/いしやまでら・くぐりいわ
所在地滋賀県大津市石山寺1-1-1
関連HP石山寺公式ホームページ
電車・バスで京阪石山坂本線石山寺駅から徒歩10分
ドライブで名神高速道路瀬田西ICから約3km
駐車場市営石山寺駐車場(140台/有料)
問い合わせ石山寺 TEL:077-537-0013/FAX:077-533-0133
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
石山寺

石山寺

硅灰岩(けいかいせき)の岩の上に天平宝字5年(761年)に良弁(ろうべん)僧正が、聖武天皇の勅願により、開基したと伝えられる名刹が石山寺。平安時代以降は、西国三十三所第13番札所として多くの人々の尊崇を集めてきました。紫式部など中世の女流文

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