三島池

三島池

滋賀県米原市、伊吹山のを池面に写し込む鏡池として有名で、「逆さ伊吹」が美しい米原市の人造湖が三島池。マガモの自然繁殖の南限で「三島池のカモ及びその生息地」として滋賀県の天然記念物に指定されています。周囲780mの楕円形の池は、もともと鎌倉時代に姉川の伏流水を利用して農業用灌漑池として造られたもの。農林水産省のため池百選に選定。

伊吹山をバックに水鳥の楽園が広がる

三島池
三島池

鎌倉時代初期、佐々木秀義によって造成されたと伝承され、佐々木秀義の故郷、駿河湾を模り、三島大社(現・静岡県三島市)を池畔に勧請したのが池の名の由来。

三島池の周囲は鳥獣保護区(面積350ha、池の周辺60haは特別保護地区)に指定され、10月上旬からマガモ、オナガガモ、ヒドリガモなど200~300羽、オシドリ100~200羽が飛来し、シベリアへと旅立つ4月までの間、バードウオッチングを楽しむことが可能。
マガモは5月から7月にかけて繁殖し、かわいい雛の姿を見ることもできます。

桜の名所でもあり、4月になると水面に影を落とす伊吹山と桜の美しい眺めでカメラマンには人気のポイントとなっています。

日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産-」の構成資産(伊吹山西麓地域)にもなっています。

三島池
名称 三島池/みしまいけ
所在地 滋賀県米原市池下433-1
関連HP 米原市公式ホームページ
電車・バスで JR近江長岡駅から湖国バス長浜行きで10分、三島池ビジターセンター下車、徒歩3分
ドライブで 名神高速道路米原ICから約9km
駐車場 72台/無料
問い合わせ 米原観光協会 TEL:0749-58-2227/FAX:0749-58-1197
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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