篠籠田の三匹獅子舞

篠籠田の三匹獅子舞

毎年8月16日15:30~16:30に柏市篠籠田、西光院境内で舞われるのが『篠籠田の三匹獅子舞』(しこだのさんびきししまい/篠籠田の獅子舞)。祖先の霊をなぐさめ、五穀豊穣と家内安全を祈願する獅子舞で、元禄年間(1688年~1704年)に創始されたという歴史ある獅子舞で、千葉県の無形民俗文化財に指定されています。

本来は雨乞いの舞で、獅子舞の後には必ず雨が降るとか

獅子舞といっても『篠籠田の三匹獅子舞』(篠籠田の獅子舞)は、水を支配するといわれる龍神信仰から龍神をかたどる「龍頭の獅子」。
雨乞いの舞ともいわれ、今も「獅子舞の後には3滴だけでも必ず雨が降る」といわれています。

雄獅子、雌獅子、中獅子、もどき(ひょっとこ2名、狐1名、猿3名)、花笠4名、金棒つき2名、笛7名~10名からなり、西光院の盆の施餓鬼(せがき)の日に行なわれていましたが、演者の不足から昭和49年に篠籠田の三匹獅子舞保存会が結成され、毎年8月16日に舞うようになっています。

猿、狐、ひょっとこによる「猿舞」で始まり、獅子が「塩まき」を行ないます。
次に雄獅子、雌獅子、中獅子が一緒に舞い、その後に各1匹ずつの舞になります。
クライマックスには「精進返し」として、4人の「花笠」の間を雄獅子、雌獅子、中獅子が舞い、またそれに合わせて「念仏」と称される七五調の文句を唱えます。

篠籠田の三匹獅子舞
開催日 8月16日
所在地 千葉県柏市篠籠田1214
場所 西光院
関連HP 柏市公式ホームページ
電車・バスで JR・東武柏駅から東武バス松ヶ崎循環、高田車庫、柏の葉公園、国立がんセンター行きで三間下車、徒歩5分
問い合わせ 柏市生涯学習部文化課 TEL:04-7191-7414/FAX:04-7190-0892
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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