吉岡八幡神社『島田飴まつり』|大和町

吉岡八幡神社『島田飴まつり』

毎年12月14日10:00~18:00、宮城県大和町の吉岡八幡神社で『島田飴まつり』が行なわれます。吉岡八幡神社境内で行なわれる縁結びの祭り。境内で売られる島田髷の形をした「島田飴」(限定2000個販売/1人3個まで購入可能)は、この祭りでしか買えないとあって長蛇の列ができる人気の授与品。

良縁祈願の縁起物「島田飴」を授与

昔々、吉岡八幡神社の宮司が白酒屋横丁を通りかかったところ、高島田に髪を結った美しい花嫁が現れ、恋煩いとなりました。
恋煩いを悪化させて病に伏した宮司を救ったのは、村人がこしらえた島田の髪の形をした飴でした。
宮司は村の人々に感謝し、12月14日に縁結びの祭事を催すことになったのだとか。

「千代のえにしを八幡様に結ぶあかねの島田飴」といわれ、江戸時代からこの飴を買って帰ると良縁が授かるという言い伝えがあります。

今年も、飴販売の前に島田飴奉納「花嫁道中行列」(吉岡商店街~吉岡八幡神社)を実施。
島田飴奉納「花嫁道中行列」=10:30~、島田飴授与(整理札との引き換え)=10:00~(引換札の販売は8:30~)。
さらに吉岡八幡神社本殿で、縁結びの御祈祷が受けられます。

島田飴まつり伝承会が主催する祭りで、島田飴は、会員が「訪れた人の良縁がかなうよう、一つ一つ真心を込めて」10月下旬から作成。

ちなみに、島田髷(しまだまげ)のルーツは東海道五十三次・島田宿(現・静岡県島田市)で、当時人気絶頂の若衆歌舞伎(寛永6年に女歌舞伎が禁止され若衆歌舞伎創始)の美少年が結っていた若衆髷(わかしゅまげ)を、遊女が取り入れて始まったとする説、寛永年間の女形島田万吉・花吉・甚吉の舞台での扮装に由来するという説などがあり定かでありません。

吉岡八幡神社『島田飴まつり』|大和町
開催日時 毎年12月14日10:00~18:00
所在地 宮城県黒川郡大和町吉岡町裏39
場所 吉岡八幡神社
関連HP 島田飴まつり公式ホームページ
電車・バスで 仙台地下鉄泉中央駅からタクシーで10分
ドライブで 東北自動車道大和ICから約3km
駐車場 まほろばホール駐車場を利用
問い合わせ 島田飴まつり伝承会 TEL:022-345-3106
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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