島根県立古代出雲歴史博物館

島根県立古代出雲歴史博物館

島根県出雲市、出雲大社の社殿近くに建つ出雲の古代を詳細に解説する県立の博物館が島根県立古代出雲歴史博物館。中央ロビーには出雲大社境内から平成12年に発見された宇豆柱(うづばしら)を展示。常設展では、「出雲大社と神々の国の祭り」、「出雲國風土記の世界」、「青銅器と金色の大刀」の3つのテーマに分けて、島根の古代文化を紹介。

島根県の古代史を包括的に学ぶならまずここへ!

出雲神話で名高い出雲ですが、歴史地理学や考古学の成果にもとづき、神話、古代に日本最大の建築物があっただろう出雲大社、神様が集う神在月(かみありつき)など出雲の信仰などを解説するミュージアム。

ごく最近まで、古代出雲の王国は、歴史学者から「神話の世界」だとされてきましたが、出雲大社神殿の巨大柱、荒神谷遺跡から出土した大量の銅剣、銅矛、銅鐸などから、古代出雲の文明の解析は、歴史学的にも重要な要素となっているのです。

「出雲大社と神々の国の祭り」のコーナーでは、出雲大社に巨大な神殿があった理由などを、平安時代の出雲大社本殿1/10模型を展示しながら紹介。
あわせて福の神、縁結びの神といわれる出雲大社への信仰と出雲の神々、出雲の風土との結びつきをわかりやすく解説しています。

奈良時代に編纂され、現存する風土記の中で一番完本に近いといわれる『出雲國風土記』に記される古代の出雲を紹介する「出雲國風土記の世界」では、出雲では、景観や自然環境、そして地域の特色が風土記の記された時代と大きくは変わっていないことを解き明かしています。
『出雲國風土記』に記載される島根県内130ヶ所には、それを記した標柱も設置されているので、じっくりと見ておきたいコーナーのひとつです。

注目は、荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡出土の青銅器(国宝)

注目は歴史学会のエポックメイキングともなった荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡から発掘された青銅器を展示する「青銅器と金色の大刀」のコーナーです。
ともに国宝となった荒神谷遺跡出土青銅器、加茂岩倉遺跡出土銅鐸、そして神原神社古墳から出土した「景初三年」銘の三角縁神獣鏡(国の重要文化財)などが展示され、馬上の大首長像(上塩冶築山古墳・復元品)などからも弥生時代から古墳時代に古代出雲に発展したクニやムラの成り立ちを類推します。

スサノヲ神話、オオクニヌシ神話、風土記神話、中世のヲロチ神話を映像で紹介する「出雲神話回廊」の神話シアターで、神話伝承を楽しく学ぶことができるので(神話シアターは30分入れ替え制)、見学時間はたっぷりと取っておきたい場所です。

古代米・地元食材を使った軽食も味わえる「maru cafe」(まるかふぇ)、ミュージアムショップも併設。

取材協力/島根県・島根県立古代出雲歴史博物館

島根県立古代出雲歴史博物館
名称島根県立古代出雲歴史博物館/しまねけんりつこだいいずもれきしはくぶつかん
所在地島根県出雲市大社町杵築東99-4
関連HP島根県立古代出雲歴史博物館公式ホームページ
電車・バスでJR出雲市駅から一畑バス出雲大社行きで30分、出雲大社下車、徒歩5分
ドライブで山陰自動車道出雲ICから約9km
駐車場244台/無料
問い合わせ島根県立古代出雲歴史博物館 TEL:0853-53-8600/FAX:0853-53-5350
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
荒神谷史跡公園

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「出雲の原郷」とも呼ばれる島根県出雲市斐川町(ひかわちょう)。『出雲風土記』に記される仏経山(神名火山)の東3km、高瀬山北麓の小さな谷に位置する荒神谷遺跡。斐川町の小さな谷間から、昭和59年夏に358本という信じられない数の銅剣が出土。出

島根県立古代出雲歴史博物館

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荒神谷博物館

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島根県出雲市斐川町(ひかわちょう)、荒神谷遺跡の入口、荒神谷史跡公園の西谷池に面した位置にある遺跡博物館が荒神谷博物館。昭和59年、荒神谷遺跡からそれまで全国で出土した合計本数をも上回る358本もの銅剣が出土、翌年には銅鐸6個と銅矛16本が

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