浮布池

浮布池

三瓶山(さんべさん/1126.2m)の西山麓、池の原(島根県大田市)にあり、三瓶山の3700年前の火山活動にともう火砕流によって誕生したと推測される堰止め湖が浮布池(うきぬのいけ)。白鳳13年(684年)に起こった白鳳大地震によって誕生したという伝承もあり、三瓶山の山体の崩壊で池が拡大したとも考えられています。

長者の娘・邇幣姫の伝説が残る

浮布池

面積13万5100平方メートル、最深部3.5mで、大田市を流れる市内最大の二級河川・静間川(しずまがわ)の源流にあたります。
伝説によると、長者の娘・邇幣姫(にべひめ)が大蛇に変身した青年に誘われ、池に入水。
その後、池面に姫の白い衣が線を描いて輝き、白い布が浮かぶようになったのが池名の由来とか。
毎年7月15日、邇幣姫神社の祭礼の夜明けに、姫の下へ大蛇の化身の青年が逢いに来るため、その逢引の道が、池の北岸から東側の中ノ島にかけて長さ2mのさざ波となって現れると伝えられています。

夏には手こぎボートなどで遊ぶこともできます。

池の畔には柿本人麻呂の「君がため 浮沼(うきぬ)の池の 菱(ひし)摘むと 我が染めし袖濡れにけるかも」(『万葉集』収録/君為浮沼池菱採我染袖沾在哉)の歌碑も。
浮沼は、特定の沼を指すものではないと考える人もいますが、柿本人麻呂は石見国府に赴任しており、没地も現在の島根県益田市という説が有力。
島根県内にはゆかりの地が数多く残されているのです。

名称 浮布池/うきぬののいけ
所在地 島根県大田市三瓶町志学
関連HP 大田市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR大田市駅から石見交通バス三瓶行き40分、池ノ原下車、徒歩3分
ドライブで 中国自動車道三次ICから約61km
駐車場 山の駅さんべ駐車場から徒歩10分
問い合わせ 大田市観光協会 TEL:0854-88-9950/FAX:0854-88-9960
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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