静岡県浜松市西区、浜名湖の湖口・今切口に架かる浜名大橋の北、無人島・いかり瀬の浜に立つのが、弁天島観光シンボルタワー(赤鳥居)。浜名湖弁天島のシンボルとして昭和48年に舞阪町観光協会が建設したもので、夕日の絶景スポットとしても知られています。
国有地に立つため、「鳥居状のシンボル」ということに
昭和48年の建設当時は、浜名湖に架かる浜名バイパスはなく、平らな海がどこまでも続く凡庸な眺めだったため、そのアクセントととなり、南浜名湖観光のシンボルにするために高さ18m、特殊鋼を使って鳥居状の建築物が建てられたのです。
土地が国有地ということで、宗教的な施設の建立ができないため、「鳥居の形をしたシンボルタワー」ということに(建造物の東西に白文字でシンボルタワーと明記されています)。
建設時に日本一の海上大鳥居を誇る宮島の関係者から確認の電話があり、鳥居でないこと、木製ではなく特殊鋼であることを伝えると、先方は安堵したというエピソードも残されています。
冬至前後には、夕日が鳥居(シンボルタワー)の中に入る絶景となり、多くのカメラマンが湖畔に並びます。
弁天島観光シンボルタワー(赤鳥居)の立ついかり瀬には、事前に予約すれば南浜名湖遊覧船(弁天島遊船組合)で渡ることも可能です。
弁天島観光シンボルタワー(赤鳥居) | |
名称 | 弁天島観光シンボルタワー(赤鳥居)/べんてんじまかんこうしんぼるたわー(あかとりい) |
所在地 | 静岡県浜松市西区舞阪町 |
関連HP | 舞阪町観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR弁天島駅から徒歩3分で弁天島海浜公園 |
ドライブで | 東名高速道路浜松西ICから約12km |
駐車場 | 弁天島海浜公園駐車場(400台/有料) |
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