二見興玉神社『夏至祭』|伊勢市
毎年夏至の日3:30〜6:00、三重県伊勢市の二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で『夏至祭』が執り行なわれます。夫婦岩に臨む二見興玉神社。太陽のエネルギーが最も溢れる夏至の日に、夫婦岩の間から差し昇る朝日浴びながら、…
毎年夏至の日3:30〜6:00、三重県伊勢市の二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で『夏至祭』が執り行なわれます。夫婦岩に臨む二見興玉神社。太陽のエネルギーが最も溢れる夏至の日に、夫婦岩の間から差し昇る朝日浴びながら、…
三重県伊勢市、境内の磯合にある夫婦岩(めおといわ)で知られる古社が二見興玉神社。夫婦岩の沖合い700mの海中に沈むご神体「興玉神石」(おきたましんせき)を遙拝する場所がルーツの二見興玉神社。境内の本殿近くには夫婦岩から上…
昭和6年3月17日に参宮急行電鉄線(後に近鉄に吸収)の終着駅、伊勢神宮の玄関駅として建設された宇治山田駅は、私鉄の駅舎としては有数のクラシックさと豪華さで、国の登録有形文化財の指定を受けています。3階建て、間口120mと…
内宮宇治橋から約800mにわたり伊勢独特の切妻入りの建物が建ち並んでいますが、これがおはらい町。かつての参宮街道の一部で、付近には明治の初めまで、伊勢参りの人々をもてなす御師の家(おんしのいえ)が建ち並んでいました。神宮…
太くて、少し柔らかめのうどんに、たまりベースのタレをかける、これが伊勢うどんの概略。大正12年創業の「まめや」は、4代目豆谷清好(まめやきよし)さんとその母・好子さんが、家族で切り盛りする伊勢うどんの名店。自家製麺の麺は…
江戸や大坂など、伊勢を目ざす長旅の人をもてなしたのが、伊勢の鰻。関東、関西の両方の旅人を納得させるために東西融合の独特の料理法を編み出したのだという。それを今に伝えるのが外宮前の「喜多や」です。使ううなぎは地元産というわ…
全国各地から伊勢を目指す人々をしっかりと支えたのが御師(おんし)と呼ばれる人たち。御師の家は全盛期に伊勢に800軒を数えましたが、明治以降に急速に廃れ、今では唯一、丸岡宗大夫邸(まるおかそうだゆうてい)が残されるのみとな…
俗に「越中富山の反魂丹(はんごんたん)、鼻くそまるめて萬金丹(まんきんたん)」と謳われる、伊勢参りを受け入れ、さらに全国にPRした御師(おんし)が広めた伊勢参りの土産の定番が「萬金丹」。漢方の阿仙薬(あせんやく)などを調…
伊勢市街にある筋向橋(すじかいばし)は、伊勢街道、伊勢本街道、熊野街道が合流する要衝で、ここが世俗の境になっていたのです。今では川が暗渠(あんきょ)となっていますが、往時の旅人は、ここでもう一度心を引き締めて、ゴールであ…
天正3年(1575年)、川湊として賑わい、伊勢参りの旅人で賑わう勢田川の船着き場に創業した茶屋が二軒茶屋餅角屋本店。店のすぐ裏手には旧街道が走り、川湊の跡が残されています。当主で21代目という角屋本店の名物が、伝統ある二…
創業は宝永4年(1707年)という、伊勢名物の代表格の赤福餅の老舗が赤福本店。街道時代には食事の代わりでもあったというのが茶屋の餅で、手早く食べられ、腹持ちが良く、疲れがとれ、おいしいというのが鉄則だったのだとか。その伝…
安永4年(1775年)創業の老舗の餅屋がへんばや商店。伊勢神宮に向かう参拝者が、宮川を渡るために馬を返して舟に乗ったという(宮川から先が伊勢神宮の神域)。この宮川のほとりで舟待ちの旅人相手に売られていた平たい焼き餅に、馬…
伊勢神宮(正しくは神宮)の内宮(ないくう)の入口、五十鈴川(いすずがわ)にかかる檜造りの橋が宇治橋。20年ごとに行なわれる遷宮の4年前に必ず掛け替えられる橋で、昭和24年に予定の遷宮が4年延期となり、以来宇治橋だけが早く…
三重県二見町(現・伊勢市二見町)のマンホールの絵柄は二見浦は夫婦岩からの日の出とヒマワリの花です。 二見浦は古来、神宮(伊勢神宮)を参拝する前に、二見浦で身を清めてから向かうのが習わしという神聖な場所でもありました。