明礬温泉「薬用湯の花」【明礬湯の里/大分県別府市】
源泉数、泉質数日本一で、まさに「温泉のデパート」といわれる別府(大分県)。 その別府八湯で、最高所に位置するのが、明礬温泉(みょうばん)の明礬湯の里。 50棟もの藁葺(わらぶ)き屋根の湯の花小屋が建ち並ぶ温泉地です。その…
源泉数、泉質数日本一で、まさに「温泉のデパート」といわれる別府(大分県)。 その別府八湯で、最高所に位置するのが、明礬温泉(みょうばん)の明礬湯の里。 50棟もの藁葺(わらぶ)き屋根の湯の花小屋が建ち並ぶ温泉地です。その…
別府観光の父と呼ばれる、油屋熊八の言葉に「旅人を懇ろ(ねんごろ)にせよ」があります。これは旅人には親切にという戒(いまし)め。日本有数の観光地として発展してきた温泉観光地・別府の「ねんごろ」な伝統が今に生きる庶民派グルメ…
旅行サイトの行きたい温泉、人気の温泉と、温泉達人がすすめる温泉とは、かなり異なっています。温泉に詳しい人が評価する温泉の基準の一つが「源泉数・湧出量が多い」こと。栄えある1位は源泉数、温泉総湧出量(自然湧出量+動力湧出量…
別府駅近く(駅の南西)、新宮通り沿いにある「駅前温泉」的な市営の共同湯が田の湯温泉。田の湯というように、以前は田んぼの中に湧いていた湯で、湯小屋も江戸時代に始まるといわれています。かつては上の田の湯、川の湯、野田ノ湯など…
浜脇温泉近くにある、市営の共同浴場が永石温泉。古くは永石湯(なげしゆ)、握石(にぎいし)温泉、一夜温泉とも呼ばれ、この温泉を産湯にした市民も数多いのだとか。現在の建物は平成3年に改築されたもので、鍵屋と呼ばれるこの地方独…
平成10年に北浜の埋め立て地に建設された設備充実の市営温泉が北浜温泉テルマス。テルマスとはラテン語で「浴場」の意で、健康増進を目的に造られたクアハウス的な公衆浴場です。蒸し湯、ミストサウナ、露天風呂、打たせ湯、桶シャワー…
JR別府駅から駅前通りを徒歩10分の竹瓦温泉。明治12年に建造、その後改装を重ね、明治35年に共同温泉が完成。当初は竹屋根葺きで、瓦葺きに改修されたことから竹瓦温泉の名が付いたという別府を代表する共同湯。現在の建物は昭和…
共通観覧券のある「別府地獄めぐり」(別府地獄組合)のひとつ、かまど地獄は泉温90度の温泉(含芒硝弱食塩泉)が噴気とともに湧出。古来より氏神の竈門八幡宮(八幡竈門神社/別府市内竈1900)の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊い…
泥火山から噴き出す粘土によって、山が形成されているのが、山地獄。その名のとおり、山のいたるところから噴気が上がっています。ナトリウム-塩化物泉の泉温は90度で、園内では温泉熱を利用し、動物を飼育、アフリカゾウやカバ、カピ…
灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ていることから名付けられた鬼石坊主地獄は、明治時代に新坊主地獄として別府名所に数えられましたが、その後閉鎖され、平成14年12月に約40年ぶりに再び公開。別府地獄めぐりに加わった9ヶ所…
別府地獄のなかでも最大の海地獄は、867(貞観9)年の鶴見岳の爆発によってできた広大な温泉の噴湯。コバルトブルーの海地獄は、地獄というのがふさわしくないほど美しい噴湯池ですが、泉温は98度と高温。池の青色は、温泉中の成分…