海地獄

別府地獄のなかでも最大の海地獄は、867(貞観9)年の鶴見岳の爆発によってできた広大な温泉の噴湯。コバルトブルーの海地獄は、地獄というのがふさわしくないほど美しい噴湯池ですが、泉温は98度と高温。池の青色は、温泉中の成分である硫酸鉄が太陽の白色光の内青色の補色(黄色)の光を吸収するから。

コバルトブルーの広大な噴湯池は国の名勝に!

海地獄の泉質は含食塩酸性泉でラジウム硫酸鉄を多く含んでいます。
園内では、温泉熱を利用してアマゾン地方原産のオオオニバスや熱帯性睡蓮を栽培しているほか、地獄の源泉を掛け流しにした足湯も用意。

オオオニバスや熱帯性スイレンの開花期は、5月上旬〜11月下旬で、朝方が見ごろ。
売店では98度の源泉で茹でた温泉たまごや温泉で蒸す「極楽饅頭」、海地獄の温泉を粉末にしたという入浴剤も販売。
「れすとらん海」ではだんご汁定食、名物の「地獄蒸し焼きぷりん」が味わえます。

平成21年に血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄とともに「別府の地獄」として国の名勝に指定されています。

海地獄
名称 海地獄/うみじごく
所在地 大分県別府市御幸559-1
公式HP 海地獄公式ホームページ
電車・バスで JR別府駅から亀の井バス立命館大学APU・安心院方面行きで30分、海地獄前下車、すぐ
ドライブで 東九州自動車道別府ICから約3.8km
駐車場 180台/無料
問い合わせ 海地獄 TEL:0977-66-0121/FAX:0977-66-0124
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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