大神島遠見台
沖縄県宮古島市、宮古島の北端、西平安名崎の東4kmほどの海上に位置するのが、大神島(おおがみじま)。周囲2.23kmの島の中央部にあるのが、大神島遠見台で、先島諸島火番盛(さきしましょとうひばんむい)のひとつとして国の史…
沖縄県宮古島市、宮古島の北端、西平安名崎の東4kmほどの海上に位置するのが、大神島(おおがみじま)。周囲2.23kmの島の中央部にあるのが、大神島遠見台で、先島諸島火番盛(さきしましょとうひばんむい)のひとつとして国の史…
群馬県前橋市総社町にある総社古墳群の1基が、蛇穴山古墳(じゃけつざんこふん)。一辺44m、高さ5mの方墳で、埋葬施設として横穴式石室が備わっています。造営されたのは大化の改新以降、7世紀後半(古墳時代終末期)だと推測され…
石川県加賀市勅使町法皇山にある横穴墓が、法皇山横穴古墳(ほうおうざんよこあなこふん)。法皇山塊の凝灰岩を掘削して築かれた6世紀後半〜7世紀末(古墳時代末〜飛鳥時代)の横穴墓で、79基が現存。未開口を含めると300基ほどと…
山口県山口市上宇野令、標高338mの鴻ノ峰に築かれた中世の山城が、高嶺城(こうのみねじょう)。西の京として繁栄した大内氏ですが、戦国時代にはその権勢にも陰りを見せ、大内義長(おおうちよしなが)が山麓の居館に対し詰めの城と…
大阪府柏原市高井田、大和川の北側、南へ張り出す尾根の斜面を利用して6世紀中頃〜7世紀前半(古墳時代後期)に築かれた横穴墓群が、高井田横穴群(たかいだよこあなぐん)。JR関西本線・高井田駅のすぐ北側に高井田横穴公園として整…
佐賀県鳥栖市田代本町にある直径42m、高さ6mほどの円墳が、田代太田古墳。6世紀後半(古墳時代後期)の築造ですが、熊本県などに多い装飾古墳。壁には赤、黒、緑の顔料三色を使って、幾何学模様と図像が描かれ、連続三角文や人・馬…
兵庫県丹波市春日町の城山(標高356.8m)の山上にある山城が、黒井城(くろいじょう)。山麓は標高100mほどなので、比高250mという難攻不落の山城で、山全体が要塞のように築かれています。ハイキングの装備で入山しないと…
岡山県真庭市上中津井にある古墳が、大谷1号墳(おおやいちごうふん)。墳丘周囲に3段の外護列石、さらに墳丘前面には2段の石列が巡らされた石積みが5段となった方墳で、あたかもピラミッドのような異色の雰囲気。大谷・定古墳群(お…
熊本県八代郡氷川町、野津古墳群(のづこふんぐん)にある最大の前方後円墳が、中ノ城古墳(なかのじょうこふん)。防空壕にも利用されたことで墳丘は改変を受けていますが、墳丘長102mという熊本県屈指の巨大な古墳。国の史跡に指定…
熊本県八代郡氷川町(ひかわちょう)にある墳丘長122.8mという熊本県最大の前方後円墳が、大野窟古墳(おおのいわやこふん)。国内最大の天井高という巨石(阿蘇溶結凝灰岩の切石)が使われる横穴式石室があることが、窟(いわや)…
兵庫県宝塚市、2個の銅鐸が出土した中山荘園地区にある7世紀中頃の終末期古墳が、中山荘園古墳。昭和57年に発見されたという古墳で、発掘調査により古墳の周囲をを石列が八角形に配される、当時の天皇陵と共通する八角墳であることが…
兵庫県淡路市黒谷にある弥生時代の集落遺跡が、五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)。発掘調査では23棟の竪穴建物跡が出土し、そのうち12棟で鉄器づくりが行なわれていたことが判明、100点を超える鉄製品、石製鍛冶工具類なども…
奈良県奈良市と京都府木津川市の境、標高112mの奈良山丘陵の傾斜面に築かれた古墳が、石のカラト古墳。全国に6基しか確認されていない上段が円形、下段が方形の上円下方墳(じょうえんかほうふん)。昭和54年の発掘調査で、最初に…
東京都府中市西府町、熊野神社境内にある古墳が、武蔵府中熊野神社古墳。古墳時代のものでは国内に6基、東京都では天文台構内古墳(三鷹市)と2基しか確認されていないという珍しい上円下方墳(じょうえんかほうふん)で、下2段が方形…
長崎県東彼杵郡波佐見町にある窯室数33、全長160m以上という世界最大級の登窯の跡が、中尾上登窯跡(なかおうわのぼりかまあと)。白岳山麓にあって白岳窯とも称した登窯で、青磁・3本足付香焚・青磁山水・染付茶碗・蛇の目重ね茶…
愛知県豊明市阿野町にある東海道の一里塚が、阿野一里塚(あのいちりづか)。旧東海道に面して道の両側に塚が残る貴重な一里塚で、国の史跡に指定されています。池鯉鮒宿(ちりゅうしゅく)と鳴海宿(なるみしゅく)の間、江戸・日本橋か…
三重県亀山市野村町にある東海道の一里塚が、野村一里塚。三重県内にあった12の一里塚のなかで唯一現存する一里塚で、国の史跡。江戸・日本橋から106里12町、京三条大橋から17里32町で、105里目の一里塚として築かれていま…
福岡県福岡市西区今宿、国道202号(今宿バイパス)北側にある墳丘長64mの前方後円墳が、大塚古墳。鋤崎古墳、丸隈山古墳、山の鼻1号墳、若八幡宮古墳、兜塚古墳などとともに今宿平野に築かれた今宿古墳群を構成する古墳で、国の史…