萬代橋
新潟市の旧市街と新市街を結ぶ全長307mのアーチ橋が萬代橋(ばんだいばし)。信濃川に架かるこの橋が、初めて建造されたのは、明治19年。当時は萬代橋(よろずよばし)と呼ばれた木橋で、全長782mと国内最長を誇っていました。…
新潟市の旧市街と新市街を結ぶ全長307mのアーチ橋が萬代橋(ばんだいばし)。信濃川に架かるこの橋が、初めて建造されたのは、明治19年。当時は萬代橋(よろずよばし)と呼ばれた木橋で、全長782mと国内最長を誇っていました。…
男木島の北端に明治28年12月10日に初点灯した全国でも珍しい総御影石造りの灯台が男木島灯台。日清戦争直後の海運助成策で、急増する瀬戸内海航路の安全のために灯台が建設されました。総御影石造りで無塗装の灯台は角島灯台(つの…
富山県との県境に近い県南西端・糸魚川市市振(旧青海町)にあり、北アルプスが日本海に落ち込んでできた断崖が親不知・子不知(おやしらず・こしらず)。その北陸道最大の難所の旧国道を遊歩道として整備したのが親不知コミュニティロー…
北陸道最大の難所だった親不知・子不知(おやしらずこしらず)。明治11年の天皇行幸の際には、厳しい山越えで断崖を克服したので、明治16年には国道が開削されました。北陸本線も大正元年に開通。昭和40年に複線化して山側のトンネ…
稚内港にあるゴシック建築を模した半アーチ形ドーム型の防波堤。昭和11年、稚泊連絡船(ちはくれんらくせん=北海道と樺太を結ぶ鉄道連絡船)の桟橋の保護と桟橋を利用する乗客の便宜のために建設されたもの。高さ13.6m、全長は4…
展望台の場所で標高147mという断崖の岬で、「あなたが選ぶ北海道景勝地」(昭和61年・北海道郵政局)で1位となった景勝地が地球岬(ちきゅうみさき)。広々とした内浦湾のかなたに、遠く森や駒ヶ岳、南茅部(かやべ)の稜線も浮か…
箱根七湯に数えられる塔之沢温泉の入口にかかる国道1号の橋が千歳橋。完成したのは、箱根湯本の旭橋より3年早い昭和5年。外国人観光客を意識して建造された、旭橋、函嶺洞門、千歳橋と続く橋梁・洞門のひとつ。千歳橋の親柱は主アーチ…
箱根湯本から大平台、宮ノ下に向かう国道1号。もともとは、宮ノ下の富士屋ホテルが外国人向けに人力車が通れる有料道路を建設したことに始まります。戦前は、バカンスに訪れる外国人も多く、意匠を凝らした旭橋、函南洞門、千歳橋が昭和…
明治20年、塔ノ沢〜宮ノ下間に、富士屋ホテルが私費で建設した有料の人力車道の開通が前身という箱根越えの国道1号。塔ノ沢から険しい箱根山中の上りにかかりますが、函嶺洞門、旭橋、千歳橋という3つの土木学会選奨土木遺産、国の重…