黒石寺
岩手県奥州市水沢黒石町にある天台宗の古刹、黒石寺(こくせきじ)。国の無形文化財に選定される『黒石寺蘇民祭』で有名。寺伝によれば、天平元年(729年)、行基が東北地方初の寺として開いたという伝承もあり、大同2年(807年)…
岩手県奥州市水沢黒石町にある天台宗の古刹、黒石寺(こくせきじ)。国の無形文化財に選定される『黒石寺蘇民祭』で有名。寺伝によれば、天平元年(729年)、行基が東北地方初の寺として開いたという伝承もあり、大同2年(807年)…
青森県平川市にある湧水が渾神の清水(いがみのしつこ)。清水を「しつこ」(しんちこ)と呼ぶのは津軽の方言。かつてこの地にあった竹館村(たけだてむら)の村史には、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の蝦夷(えみし)征討の際…
日本三景に数えられる松島のシンボルが五堂島に建つ五大堂(宮城県松島町)。大同2年(807年)、坂上田村麻呂が毘沙門堂を建立し創建。その後、慈覚大師が後の瑞巌寺となる延福禅寺を開いた際に、五大明王を安置したことから五大堂と…
伝承によれば、延暦20年(801年)、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が征夷の記念に毘沙門天を祀ったという岩窟が岩手県平泉町にある達谷窟(たっこくのいわや)で、懸崖造りの達谷窟毘沙門堂が岩窟の中に築かれています。最…
毎年1月1日〜1月3日、静岡市清水区由比町の豊積神社で『由比のお太鼓祭』が行なわれます。元旦から3日未明にかけて行なわれ、元旦の昼頃、豊積神社の拝殿に集合し、村内巡行へと出発する「渡り初め」で幕を開けます。威勢よく太鼓を…
大同元年(806年)、征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の創建と伝えられる古刹が福井県小浜市の明通寺(みょうつうじ)。鎌倉・室町時代には幕府の帰依を受け、25の子院を擁していたという若狭の名刹です。鎌倉時…
「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野市の海岸にある奇勝、鬼ヶ城。数回に渡る地震による隆起と激しい波による侵食によって大小無数の洞窟や奇岩ができた、東西約1.2kmにわたる石英粗面岩の大岩壁です。その荒…
千葉県成田市にある宗吾霊堂(そうごれいどう)は、正式名は鳴鐘山東勝寺で真言宗豊山派の寺。寺伝によれば桓武天皇の勅命により、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が房総平定の際に創建したという古刹です。寺地は火災などで変遷…
山形県白鷹町の巨桜「釜の越桜」の北側、置賜さくら回廊途中、長井市と白鷹町を結ぶ県道11号沿いの高玉の薬師堂境内に咲くエドヒガンの古樹が薬師桜。征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が植えたという伝説があるほど…
山形県長井市にある伊佐沢の久保桜は、推定樹齢1200年、東北地方最大級のエドヒガンで、国の天然記念物。樹高13.85m、根回り10.8m、幹回り8.1mの巨桜で、「置賜さくら回廊」を代表する桜のひとつになっています。長井…
岩手県盛岡市にある志波城(しわじょう)は、胆沢地方において蝦夷の首長・アテルイを降伏させた翌年、延暦22年(803年)に征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)によって造営された古代城柵の跡が志波城跡。発掘調査…
陸奥国胆沢郡胆沢(現・岩手県奥州市)に9世紀初頭に築かれた古代城柵、胆沢城。平安時代に編纂された歴史書『日本紀略』には、802(延暦21)年1月9日に坂上田村麻呂が派遣されて築城されたと記されています。789(延暦8)年…
十和田湖観光の中心地、休屋の駐車場から「開運の小径」をたどると東北屈指のパワースポット、十和田神社。十和田神社は、大同2年(807年)、坂上田村麻呂が創建したと伝わる古社。現在では日本武尊が祀られていますが明治維新以前の…
深田久弥の「日本百名山」の一座、八幡平(はちまんたい)山頂部にある八幡沼は標高1560m、長径570m、最大幅190m、深さ22.4mで、八幡平湖沼群の中でもっとも大きく、もっとも深い沼。6000年前に起こった水蒸気爆発…
古代から日本人は富士山を神と崇めてきました。 世界遺産となった富士山が自然遺産ではなく、文化遺産なのはある意味当然のことなのです。 そんなことを頭に入れて、浅間神社(せんげんじんや)の総本宮である富士山本宮浅間大社(富士…
吉祥寺の地名の由来、そしてそのルーツが現在の水道橋(東京都文京区本郷1丁目)あたりにあったことは、前回お話しました。 今回はその続編で、吉祥寺ナンバーワンのパワースポットを紹介します。