夏目漱石誕生の地碑
東京都新宿区喜久井町に立つ黒御影石の記念碑が、夏目漱石誕生の地碑。夏目漱石(夏目金之助)は、幕末の慶応3年1月5日(1867年2月9日)、江戸市中・牛込馬場下に、名主だった夏目小兵衛直克(なつめこへえなおかつ)と千枝(ち…
東京都新宿区喜久井町に立つ黒御影石の記念碑が、夏目漱石誕生の地碑。夏目漱石(夏目金之助)は、幕末の慶応3年1月5日(1867年2月9日)、江戸市中・牛込馬場下に、名主だった夏目小兵衛直克(なつめこへえなおかつ)と千枝(ち…
東京都文京区向丘2丁目、日本医科大学付属病院近くにあるのが、夏目漱石旧居跡(猫の家)。日本医科大学橘桜会館前の路側に、石碑と猫のオブジェがあるのみですが、夏目漱石が、イギリスから帰国後の明治36年から3年間暮らした場所で…
東京都豊島区南池袋四丁目にある面積10.6haという広大な東京都立の霊園が、雑司ヶ谷霊園(ぞうしがやれいえん)。霊園の東南部、1-14号1側3番にあるのが、夏目漱石の墓です。夏目漱石は小説『こころ』に雑司ヶ谷霊園を描いて…
東京都豊島区南池袋4丁目にある面積10.6haという広大な東京都立の霊園が、雑司ヶ谷霊園(ぞうしがやれいえん)。江戸時代、一帯は、将軍の御用屋敷や鷹狩りのための御留場(おとめば)があった場所。明治7年9月1日、雑司ヶ谷霊…
神奈川県鎌倉市、鎌倉五山(建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺)の第一位、北条時頼が開基の建長寺。鐘楼に架る梵鐘は、1255年(建長7年)、関東の鋳物師の筆頭だった物部重光によって鋳造されたもので国宝。円覚寺、常楽寺(…
愛媛県松山市三津にある、明治時代、松山、そして四国の玄関港として栄えた三津浜港にあるのが三津きせんのりば碑・子規句碑。当時の三津浜港は水深が浅かったため、沖に停泊する汽船まで艀(はしけ)で行き来しましたが、その艀が発着し…
愛媛県松山市道後湯之町(道後温泉)にある明治16年創業の和菓子店。夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する「大変うまいと云う評判だから、温泉に行った帰りがけに一寸食ってみた」と記される団子屋のモデルになった店だといわれ、道…
熊本市中央区水前寺にある夏目漱石が熊本で住んだ三番目の家が夏目漱石第三旧居・大江の家。熊本の第五高等学校(現在の熊本大学)の英語教師として赴任した明治の文豪・夏目漱石は引っ越しが大好きで、熊本市内でも点々としています。現…
岡山県岡山市中区中納言町にある「きびだんご」で名高い老舗が廣榮堂本店(中納言本店)。もともとは岡山城下で、廣瀬屋という7代ほど続いた瀬戸物屋でしたが、安政3年(1856年)に菓子屋に転業し、「きびだんご」を創始。国産の餅…
愛媛県松山市、松山観光港の沖500mに浮かぶ大小3つの岩が連なる小島で国の登録記念物に指定されるのが四十島(ターナー島)。正式名は四十島(しじゅうしま)ですが、夏目漱石の小説『坊っちゃん』で、登場人物の野だいこがターナー…
熊本県熊本市中央区、熊本大学のキャンパス内にある赤レンガ建築が熊本大学五高記念館。明治22年に完成した旧制第五高等学校(明治23年10月10日開校、現在の熊本大学)の本館で国の重要文化財。設計は文部省の技師、山口半六と久…
「漱石・草枕の里」(玉名市天水町)のビジターセンター的な施設が草枕交流館。明治30年の大晦日、当時、熊本の第五高等学校で英語を教えていた夏目金之助(夏目漱石)は、大学時代からの友人・山川信次郎と小天温泉に旅しています。そ…
現在の熊本県玉名市天水町、かつての玉名郡小天村(おあまむら)湯ノ浦は出湯の里で、小天温泉にも数軒の湯宿がありました。そのうちの一軒が前田家別邸。明治30年の暮に旧制五高に勤めていた夏目金之助(夏目漱石)は、同僚と2人で前…
愛媛県松山市の道後温泉は、『日本書紀』にも登場するわが国最古ともいわれる温泉地。和風木造3階建ての道後温泉本館は、道後温泉の共同浴場で、明治27年に神の湯を竣工、明治32年に霊の湯(たまのゆ)と又新殿(ゆうしんでん)が増…
花の寺としても親しまれる鎌倉にある臨済宗円覚寺派の名刹、東慶寺は、弘安8年(1285年)、北条時宗(ほうじょうときむね)の妻・覚山志道尼(かくざんしどうに)が開山。明治35年までは松ヶ岡御所と呼ばれ、男子禁制の格式高い尼…
気象物理、水産物理、地震研究、航空物理など各分野で大きな足跡を残し、夏目漱石の門下生・吉村冬彦として、数多くの随筆を記し、「天災は忘れた頃にやってくる」の名言で知られる寺田寅彦。寅彦が4〜19歳まで過ごした旧宅を記念館と…
明治30年、夏目漱石は、友人の山川信次郎とともに熊本・岳林寺から小天温泉(おあまおんせん)・前田家の別邸へと旅をしました。その時の紀行が有名な『草枕』で、峠の茶屋で休む話が出てきます。漱石は鳥越峠と野出峠という2つの峠を…
第五高等学校(現在の熊本大学)に英語教師として赴任した夏目漱石は、明治29年4月から4年3ヶ月を熊本で過ごしていますが、その間に6回も引っ越しを重ねる引っ越し好き。そのなかで夏目夫妻がもっとも気に入ったのが5番目の住居、…