萬福寺
宮崎県東諸県郡国富町の犬熊(本庄)にある天台宗の古刹が萬福寺(まんぷくじ)。寺伝によれば延暦22年(803年)、唐へ渡る最澄(さいちょう)が国富荘(今の国富町)で一夜の宿を借りた際、三尊仏を自刻して安置したのが始まりと伝…
宮崎県東諸県郡国富町の犬熊(本庄)にある天台宗の古刹が萬福寺(まんぷくじ)。寺伝によれば延暦22年(803年)、唐へ渡る最澄(さいちょう)が国富荘(今の国富町)で一夜の宿を借りた際、三尊仏を自刻して安置したのが始まりと伝…
岐阜県揖斐郡揖斐川町にある天台宗の名刹が横蔵寺(よこくらじ)。延暦20年(801年)、最澄(さいちょう/伝教大師)が桓武天皇の勅願により創建した古刹で、国の重要文化財を多数有して、「美濃の正倉院」と呼ばれています。華厳寺…
福岡県みやま市瀬高町にある古刹、清水寺(きよみずでら)。大同元年(806年)、唐から帰朝した最澄(伝教大師)が千手観音像を自刻して創建したと伝わる天台宗の寺です。本坊庭園は、室町時代に雪舟(せっしゅう)作庭と伝わる名園で…
愛知県名古屋市守山区竜泉寺にある天台宗の寺、龍泉寺。笠寺観音、荒子観音、甚目寺観音と並び名古屋城の鬼門を守る尾張四観音のひとつ。寺伝によれば延暦年間(782年~806年)、最澄(伝教大師)が創建したと伝わる古刹で、空海伝…
千葉県長生郡長南町笠森にある天台宗の別格本山が笠森寺(笠森観音)。延暦3年(784年)、最澄(伝教大師)創建と伝わる古刹。坂東三十三観音第31番霊場で、本尊は楠の霊木で最澄自刻と伝わる十一面観世音菩薩。大岩の上にそびえる…
長崎県五島市三井楽町を走る国道384号沿いにあるのが道の駅遣唐使ふるさと館。遣唐使船が唐(中国)へ渡る際、日本最後の寄港地だったという福江島の東シナ海へと突き出た三井楽半島(みいらくはんとう)にある道の駅。遣唐使に関する…
熊本県山鹿市にある最澄(伝教大師)が開山したと伝えられる古刹、相良寺(あいらじ)。比叡山延暦寺の末寺で、地元では「相良の観音様」として親しまれる寺。もともとは寺の北に聳える岩山「こころみ岳」にあったと推測されてていますが…
福岡県糟屋郡新宮町にある茅葺き屋根の大きな曲家の横大路家住宅(よこおおじけじゅうたく)。江戸時代中期の建物と推定され、九州地方における最も古い民家のひとつとして、国の重要文化財に指定。竈(かまど)の火は千年絶えることがな…
滋賀県湖南市にある天台宗の古刹、善水寺。常楽寺、長寿寺とともに紅葉の見事さでも知られる湖南三山の一寺で、本堂は国宝。寺伝によれば、奈良時代の和銅年間(708年〜715年)、元明天皇が国家鎮護の道場、和銅寺として建立したの…
呉市川尻町に建つ承平7年(937年)創建と伝わる古刹が宝積寺(ほうしゃくじ)。本尊の十一面観世音菩薩は行基作との伝承があり、16年に一度しか公開されない秘仏。本尊の霊験を知った平清盛は、宝積寺に参籠し、三日三晩に渡って平…
京都、愛宕山系の高雄山の中腹にある真言宗の別格本山が神護寺(じんごじ)。高雄、槇尾、栂尾の三尾(さんび)きっての古刹で、天応元年(781年)の創建。もとは平安遷都に尽力した和気清麻呂(わけのきよまろ)の氏寺で大同4年(8…
805(延暦24)年、最澄(伝教大師)が唐(中国)からの帰途、兵庫の和田岬に上陸。自刻の薬師如来像を安置し、能福護国密寺を開いたのが始まりという天台宗の古刹が能福寺。寺伝によれば日本で最初の密教の教化霊場ということに。平…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺の東塔(とうどう)地区にあるのが浄土院(伝教大師御廟)。比叡山を開いた、天台宗の祖、最澄(伝教大師)は、弘仁13年6月4日(822年6月26日)、比叡山の中道院で入寂。円仁(慈…
ユネスコの世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の中心、東塔(とうどう)地区の南西に建つ塔が法華総持院東塔。最澄は『天台法華宗年分学生式』(てんだいほっけしゅうねんぶんがくしょうしき)を天皇に奏上し、布教に出向いた先で『法…
世界文化遺産にも登録される延暦寺は、788(延暦7)年に最澄(さいちょう)が開いた天台宗の総本山。琵琶湖と京都の間にそびえる比叡山(848.1m/大比叡)の山上に「三塔十六谷」と称する寺域が広がっています。創建以来120…