横大路家住宅(千年家)

横大路家住宅(千年家)

福岡県糟屋郡新宮町にある茅葺き屋根の大きな曲家の横大路家住宅(よこおおじけじゅうたく)。江戸時代中期の建物と推定され、九州地方における最も古い民家のひとつとして、国の重要文化財に指定。竈(かまど)の火は千年絶えることがなく、「千年家」(せんねんや)と呼ばれています。

最澄から授かった火を守り続けた千年家

横大路家住宅が有名なのはそれだけではありません。
延暦24年(805年)、天台宗の開祖、最澄(さいちょう)が唐から持ち帰った鏡と独鈷(とっこ=密教で使う仏具の一種で、手で持って煩悩を打ち砕く棒)の導きで独鈷寺(新宮町立花口)を開基した際、横大路家の先祖、源四郎が協力し、礼として授かった法火(法理の火)を1000年以上たった今でも絶やさず守っているということ。
その火は竈(かまど)の中で燃え続けていましたが、平成23年、横大路家当主の死去に伴い横大路家住宅での保管が難しくなったことから、太宰府市の竈門神社・妙香庵に遷されています。

法火が1000年も続いているのが「千年家」と呼ばれるゆえん。
ただし、内部の見学は不可。

織田信長の命で明智光秀が延暦寺比叡山を焼き討ちにした際には、比叡山の法火が消えたため、ここから浄火を比叡山へ運んだとも伝えられています。
近くには最澄の杖で掘ったと伝わる井戸も残されていますが、水は枯れています。

横大路家住宅(千年家)
名称 横大路家住宅(千年家)/よこおおじけじゅうたく(せんねんけ)
所在地 福岡県糟屋郡新宮町上府420
関連HP 新宮町公式ホームページ
電車・バスで JR新宮中央駅から徒歩20分
ドライブで 九州自動車道古賀ICから約5km
駐車場 6台/無料
問い合わせ 新宮町産業振興課 TEL:092-962-0238
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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