横蔵寺

横蔵寺

岐阜県揖斐郡揖斐川町にある天台宗の名刹が横蔵寺(よこくらじ)。延暦20年(801年)、最澄(さいちょう/伝教大師)が桓武天皇の勅願により創建した古刹で、国の重要文化財を多数有して、「美濃の正倉院」と呼ばれています。華厳寺(けごんじ)とともに東海地方屈指の紅葉の名所として有名。

即身成仏のミイラがあるミイラ仏」でも有名

横蔵寺

創建当時の横蔵寺は、円山の山頂部に建ち、鎌倉時代には38坊を有する大寺院だったと伝えられますが、元亀2年(1571年)、織田信長軍の兵火で焼失。
現存する堂宇は江戸時代に山麓に再建されたもの。

檜皮葺き(ひわだぶき)の入母屋造り(いりもやづくり)の本堂は、寛文11年(1671年)築で岐阜県の重要文化財に指定。
寛文3年(1663年)築の三重塔、延宝3年(1675年)築の仁王門も岐阜県の重要文化財です。

本尊の木造薬師如来坐像をはじめ、大日如来坐像、四天王立像、十二神将立像、深沙大将立像、金剛力士立像が国の重要文化財。
比叡山延暦寺の本尊が織田信長軍の比叡山焼き討ちで焼失後、横蔵寺の本尊薬師如来像は、「延暦寺本尊と同じ霊木から造られた、最澄自作の像」という由緒ある像だということで延暦寺に移され、代わって、洛北の御菩薩池(みぞろがいけ、現・京都市北区の深泥池)から移されたのが、現在の本尊である薬師如来像とのこと。

文化14年(1817年)、甲斐国・御正体山(みしょうたいやま/現・山梨県都留市)の洞窟で断食し入定したという妙心法師の舎利仏(ミイラ)は舎利堂に安置されています(明治初年には山梨県庁にありましたが、明治13年、明治天皇の天覧の際、故郷に移すようにとの指示で、横蔵寺に安置)。
36歳で即身成仏、日本のミイラ仏の中では最も若い年齢です。

11月上旬~11月下旬には周囲の山とともに境内に植えられた紅葉も美しく色づき、ライトアップも実施(例年11月第3日曜に『横蔵もみじまつり』を実施)。
同じ揖斐川町にある谷汲山華厳寺へは15分ほどのドライブで到達できます。

横蔵寺
名称 横蔵寺/よこくらじ
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160
関連HP 揖斐川町公式ホームページ
電車・バスで 樽見鉄道谷汲口駅から名阪近鉄バス谷汲行きで7分、総門前下車、名阪近鉄バス横蔵寺行きに乗り換えて、終点下車、すぐ
ドライブで 名神高速道路大垣ICから約34km
駐車場 100台/無料(日曜、祝日、紅葉シーズン、年末年始は有料)
問い合わせ 横蔵寺 TEL:0585-55-2811
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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