荒神社(立里荒神)
奈良県吉野郡野迫川村(のせがわむら)、村の中央にそびえる荒神岳(1260m)山頂に鎮座する古社が、荒神社(こうじんしゃ)、通称・立里荒神(たてりこうじん)。空海が高野山を開創する際に祀ったとされ、日本三大荒神にも数えられ…
奈良県吉野郡野迫川村(のせがわむら)、村の中央にそびえる荒神岳(1260m)山頂に鎮座する古社が、荒神社(こうじんしゃ)、通称・立里荒神(たてりこうじん)。空海が高野山を開創する際に祀ったとされ、日本三大荒神にも数えられ…
奈良県橿原市久米町、7世紀後半に聖徳太子の弟の来目皇子(くめのみこ)が推古天皇の眼病全快を感謝して創建したと伝えられる古刹が、久米寺(くめでら)。寺には空を飛んだという久米仙人創建という伝説も残され、正式名は霊禅山東塔院…
奈良県五條市五條1丁目、五條市五條新町伝統的建造物群保存地区(7.0ha)に選定される一角、櫻井寺の門前にある湧水が、桜井戸。街道と吉野川が交わる要衝ですが、空海が地元の人が川まで水を汲みに行く姿を見て、錫杖(しゃくじょ…
大阪府富田林市の南東、嶽山(だけやま)中腹にたたずむ真言宗の古刹が、龍泉寺。寺伝によれば、595年(推古天皇2年)、薬師如来を本尊として蘇我馬子が創建したと伝えられ、弘仁14年(823年)、空海(弘法大師)が祈祷を唱え、…
広島県広島市西区、三滝山の中腹に建つ真言宗の古刹が、三滝寺(三瀧寺/みたきでら)。「三滝観音」として親しまれる寺で、寺伝によれば大同4年(809年)、空海(弘法大師)の創建。境内に三滝寺の名の由来となる駒ヶ滝、梵音の滝、…
京都府長岡京市にある真言宗豊山派の寺、乙訓寺(おとくにでら)。寺伝によれば推古天皇の命により聖徳太子創建で、唐から帰朝した空海も当地に滞在したとか。奈良・長谷寺の末寺にあたり、長谷寺から移された2000株の牡丹が茂り、牡…
奈良県奈良市雑司町、正倉院の北に建つ東大寺の末寺が空海寺。本堂内に空海が造ったと伝わる霊窟があり、そこに本尊を安置したため「穴地蔵」と呼ばれていた古刹。空海が草庵にしていたとき「いろは仮名」を作ったとも伝えられる場所です…
山形県酒田市升田、出羽丘陵を流れる日向川支流、滝ノ沢に懸かる落差63m、幅5mの巨瀑が玉簾の滝(たますだれのたき)で、山形県最大の直瀑。空海(弘法大師)がお告げにより発見したという伝承のある滝で、山岳密教の修験の地にもな…
愛知県知多郡南知多町の大井漁港入口の磯に建つのが弘法大師像。ここが、弘法大師上陸地という伝承の地。空海(弘法大師)は弘仁5年(814年)、諸国行脚の途中に(空海41歳の時)三河から船で大井浜に上陸したと伝えられているので…
知多半島の先端に位置する愛知県知多郡南知多町。その三河湾側に位置する大井漁港を見下ろす展望地が聖崎展望台(聖崎公園)。大井漁港は、空海(弘法大師)が上陸したと伝えられる土地。沖に浮かぶ二子島には13尺の大師像が立てられて…
長崎県五島市三井楽町の柏地区にある遣唐使船に飲料水を供給していたと伝わる井戸がふぜん河。五島列島・福江島の北西部、東シナ海に面した三井楽は、遣唐使船が大海原(東シナ海)に漕ぎ出す最後の陸地で、高崎鼻~柏崎~長崎鼻の海岸線…
長崎県五島市三井楽町を走る国道384号沿いにあるのが道の駅遣唐使ふるさと館。遣唐使船が唐(中国)へ渡る際、日本最後の寄港地だったという福江島の東シナ海へと突き出た三井楽半島(みいらくはんとう)にある道の駅。遣唐使に関する…
香川県さぬき市、女体山(標高776m)の山麓に位置する、真言宗大覚寺派の古刹、大窪寺。四国遍路を締めくくる結願(けちがん)の寺となる四国八十八ヶ所霊場第88番札所。納経印も「結願所」で、お遍路さんが奉納したおびただしい数…
香川県高松市一宮町にある四国八十八ヶ所霊場第83番札所、一宮寺(いちのみやじ)。讃岐一之宮・田村神社の第一別当(神社を管理する寺)が寺名の由来。創建の歴史は古く、大宝年間(701年~704年)、奈良仏教の興隆の礎を築いた…
香川県高松市、高松市西部・五色台の青峰中腹にある天台宗系の単立寺院が根香寺(ねごろじ)。寺伝によれば、入唐前の空海が花蔵院を建立、五大明王を祀ったのが始まりとか。天長9年(832年)、円珍(智証大師)が香木で千手観音を刻…
香川県坂出市、五色台西端の白峰山中腹にある真言宗御室派の古刹、白峯寺(しろみねじ)。寺の縁起によれば、弘仁6年(815年)、空海(弘法大師)が白峰山に宝珠を埋め堂を建立、貞観2年(860年)、円珍(智証大師)が本尊の千手…
香川県善通寺市弘田町、甲山の麓、弘田川左岸にある真言宗善通寺派の古刹が甲山寺(こうやまじ)。山号は医王山、四国八十八ヶ所霊場第74番札所。本尊は、空海が満濃池建設の際、工事の無事を祈願して自刻したという檜の一木造りの薬師…
香川県善通寺市にある空海ゆかりの古刹が出釈迦寺(しゅっしゃかじ)で、四国八十八ヶ所霊場第73番札所。我拝師山(がはいしざん)北西麓にある真言宗御室派の古刹で、本尊は釈迦如来。空海幼少期の伝説の行場「捨身ヶ嶽禅定」(奥の院…