誕生寺『御会式』(七五三詣り)|鴨川市|2024

誕生寺御会式

2024年11月12日(火)、鴨川市の誕生時で『御会式』(おえしき)。御会式とは日蓮聖人の命日である10月13日(旧暦)を中心に行なわれる法要。日蓮生家跡という旧蹟に開山した誕生寺で執り行なわれる『御会式』は、毎年11月12日で、「七つ児詣り」(七五三詣り)があわせて行なわれます。

稚児万灯供養行列などが執り行なわれる

「七つ児詣りで賑わう当山のお会式には他にないはなやかさがあります」(誕生寺)とのこと。
「七つ児詣り」は、現在の七五三詣りに当たるもので、子供がこれまで無事息災に育った感謝御礼と、これからも日蓮聖人にあやかり、立派で丈夫に育ってくれますようにと願うもの。
稚児衣装に着飾った子どもたちの行列や多くの参詣者など、境内は終日華やかなムードに包まれます。

両親閣妙蓮寺から誕生寺祖師堂前まで、万灯を先頭に稚児衣装に着飾った子供達の練行列(稚児万灯供養行列)、宗祖報恩御会式天童音楽大法要(祖師堂内)、信行会による唱題行(しょうだいぎょう)などが執り行なわれます。

日蓮上人

日蓮は、貞応元年(1222年)2月16日、安房国長狭郡東条郷片海(現在の千葉県鴨川市)の小湊に生誕。天福元年(1233年)、清澄寺の道善房に入門後、出家し、比叡山・定光院、三井寺、薬師寺、仁和寺、高野山・五坊寂静院、天王寺、東寺などで遊学修行後、清澄寺に帰山。
建長5年(1253年)4月28日、日の出に向かい「南無妙法蓮華経」と題目を唱え(立教開宗)、日蓮と名乗るように。鎌倉にて辻説法を開始し、富士山興法寺大鏡坊に法華経を奉納。文応元年(1260年)7月16日、立正安国論を著わし北条時頼に送付。その革新的な内容から他宗の迫害を受けます。さらに弘長元年(1261年)5月12日、幕府によって伊豆国伊東(現在の静岡県伊東市)へ配流。文永11年(1274年)、身延山久遠寺を開山。弘安5年(1282年)10月13日、池上宗仲邸(池上本門寺)にて入滅。

誕生寺御会式
誕生寺『御会式』(七五三詣り)|鴨川市|2024
開催日2024年11月12日(火)/毎年11月12日
所在地千葉県鴨川市小湊183
場所大本山誕生寺
関連HP誕生寺公式ホームページ
電車・バスでJR安房小湊駅から徒歩25分
ドライブで首都圏中央連絡自動車道木更津東ICから約45km。または、館山自動車道君津ICから約45.5km
駐車場100台/有料
問い合わせ大本山誕生寺 TEL:04-7095-2621/FAX:04-7095-2055
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

誕生寺

天津小湊(あまつこみなと)の海岸に建つ日蓮宗(にちれんしゅう)の総本山。1276(建治2)年、日蓮誕生の地を記念して、生家跡地に、上総興津(かずさおきつ)城主・佐久間重貞、日蓮の弟子・日家(にっけ)上人らが建立したと伝えられる古刹です。日蓮

 

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