大谷寺や大谷資料館などのある大谷石採石の中心、栃木県宇都宮市大谷にある大谷石の岩肌を眺める公園。姿川沿いに連続して露出する大谷石の高い崖は御止山(おとめやま)と呼ばれていますが、「大谷の奇岩群」として越路岩とともに国の名勝となっているその奇観を一望にします。
「陸の松島」とも呼ばれた絶景
近世から近代にかけては、岩体に松樹が点綴するその姿から「陸の松島」とも呼ばれた絶景です。
大谷石となる緑色凝灰岩は、2400万年前に海底火山の噴出物によって海底で生成されたものと推測されていますが、御止山一帯には厚さ300mにわたって堆積しているのです。
御止山の麓に開いた穴は、第二次世界大戦中に築かれた地下軍需工場の跡です。
御止山は日本遺産「地下迷宮の秘密を探る旅 大谷石文化が息づくまち宇都宮」の構成資産にもなっています。
大谷景観公園 | |
名称 | 大谷景観公園/おおやけいかんこうえん |
所在地 | 栃木県宇都宮市大谷町1224 |
関連HP | 宇都宮市公式ホームページ |
電車・バスで | JR宇都宮駅西口から関東バス大谷資料館行き、立岩行き、新里行き、大谷経由ろまんちっく村行きで30分、大谷資料館入口下車、すぐ |
ドライブで | 東北自動車道宇都宮ICから約6.8km。鹿沼ICから約10km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | 宇都宮観光コンベンション協会 TEL:028-632-2445 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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