会津西街道杉並木

会津西街道杉並木

江戸時代、会津藩の参勤交代に使われた会津西街道(下野街道)。国の特別史跡および特別天然記念物の二重指定を受けている日光杉並木街道の一部が、大桑〜今市間・5.72kmの会津西街道杉並木。日光杉並木というと日光街道が有名ですが、実は松平正綱が植えた日光街道、日光例幣使街道、会津西街道の3街道に杉並木の総称です。

国道121号(旧道)ドライブで並木を観賞

会津西街道は、会津藩主・保科正之(ほしなまさゆき)が整備した街道で、日光街道の今市宿(現・栃木県日光市)から会津若松城下(現・福島県会津若松市)までの全長130kmに及んだ参勤交代の道。
総延長35.41kmの日光杉並木街道は、「世界一長い並木道」(Longest avenue of trees)として1992年にギネスブック(Guinness World Records)にもしてギネスブックに登録されていますが、これには会津西街道今市~大桑間5.72kmも含まれています。
道路改修などで杉並木の多くは失われ、会津西街道杉並木に現存する杉は大桑、倉ヶ崎新田、倉ヶ崎などに1000本ほど。
国道121号をドライブしながら観賞できますが(バイパスが整備されているので旧道となっています)、大桑地区には大桑杉並木鑑賞公園も整備されています。
杉並木の起点となる大桑には杉並木完成時に設置した並木寄進碑(日光東照宮に杉並木を寄進したという石碑)も立っています。

名称 会津西街道杉並木/あいづにしかいどうすぎなみき
所在地 栃木県日光市大桑町
電車・バスで 東武鉄道大桑駅から徒歩7分
ドライブで 日光宇都宮道路今市ICから約5km
問い合わせ 日光市観光協会今市支部 TEL:0288-21-5611
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
日光杉並木街道

日光杉並木街道

日光杉並木街道は、徳川家康が東照大権現(神仏習合の神)として眠る日光東照宮の参道(栃木県日光市)。徳川家康の家臣、松平正綱が寛永2年(1625年)頃から20年の歳月をかけて寄進した杉並木。植栽された杉は約20万本と推定され、現在も上今市駅近

 

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